【雑誌】『ku:nel (クウネル) 2008年 09月号』 マガジンハウス
2008.07.24(Thu)


庭にあるものすべてうつくし(Everything in the garden is lovely)



「イギリスの庭」の写真が美しくてうっとり…。

ku:nel (クウネル) 2008年 09月号 [雑誌]ku:nel (クウネル) 2008年 09月号 [雑誌]
(2008/07/19)
不明

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今号は巻頭特集の「みどりのゆびをさがして イギリスの庭」だけで十分でした。
ページ全体を使って見開きいっぱいに絵画のような写真が連発。
草いきれが伝わってくるような、素晴らしさです。
特に、「バーンズリーハウスの金ぐさりの小道」の写真!!
金ぐさりというミモザが垂れ下がったような花で出来た黄金色の花のトンネルなのですが、
息を呑みました。

その後に続くコラムの内容も良かったです。
特に印象に残ったのは、「イエローブック」の存在でした。
英国全土よりすぐりの個人庭のオープンデーが記載されたガイドブックで、
愛好家達はこの本を手引きに庭めぐりを楽しむそう。
この「イエローブック」の発行元はチャリティ財団であり、
庭の入場料はすべて慈善活動に寄付されるそうです。

見せる人は庭を美しく育てることで社会貢献ができ、
見る人は庭を見ることで慈善活動に協力することになる―。
大人ななシステムだなと驚きました。
取材班は庭をめぐっては、その庭の主人や謂れについて書いています。
バラも登場しますよ。
とても良かったです。写真を見、コラムを読むだけで癒されました。

その他で印象に残った内容は、
「ほしよりこがえらんだ、夏に聴きたいクリスマスソング」
季節を問わずクリスマスソングを聴くのが好きな私には、ストライクなコラムでした。
知らない歌手やバンドが紹介されていたので、参考になりました。

あと、「骨の髄まで、松山の鯛めし。」
愛媛県は全国一の真鯛の漁獲量なのだそうで。
大屋さんの鯛めしと、今井さんの鯛めしの作り方が紹介されています。
一度は作ってみたい鯛めし。挑戦してみようかな。

今号はとにかくイギリスの庭の写真に尽きます。
この夏の暑さを、しばし忘れることが出来ました。

★ku:nel(クウネル)公式サイト
http://magazineworld.jp/html/kunel/
【雑誌】『モーニング2 2008年 09月号』 講談社
2008.07.23(Wed)


来月号からは立ち読みで済ませようかと。

target="_blank">モーニング2 2008年 09月号 [雑誌]


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今月号の目次はこちらからどうぞ。↓
http://www.e-1day.jp/morning2/magazine/

感想なぞ。ネタバレを含みます。

『聖☆おにいさん』 中村光
 …あまりの暑さに、ファミレスに避暑に行くブッダとイエス。
  巻頭カラーページあり。相変わらずの安定した面白さでした。

『ぺんたくん』 とりのなん子
 …小学生のたかしの家にやってきた、ペンギン型ロボット「ぺんたくん」の話。
  ぺんたくんが普通に可愛かったですが、こんなロボットは実現不可能という点で醒めます。
  話自体もよくある内容で、楽しいですが、何も残りません。

『ペンギン打ち合わせ』 こなみかなた
 …ペンギン姿の作者と担当者との会話4コマ漫画が3本。
  ペンギンは卵を守るために下腹の中に卵を入れますが、
  あれは羽ではなくて脂肪だったのか…ということ以外は、箸にも棒にも…という内容でした。

『天才柳沢教授がおじゃまするペンギンの生活(後編)』 山下和美
 …柳沢教授が長崎の「長崎ペンギン水族館」を訪れます。
  『天才柳沢教授の生活』を読んでみたかった者としては、教授の登場は嬉しかったです。
  いつもあんな線目なのでしょうか?
  ペンギンの生態、ペンギンに対する水族館の姿勢などがよく分かって、良かったです。
  ペンギンが絶滅の危機に瀕しているとは知りませんでした…。

『ファンタジウム』 杉本亜未
 …次々と仕事の依頼が舞い込むようになった中、
  マジシャンでありたいという良の為に芸能プロダクションからの誘いは断ってきた北條。
  しかし良の資質を見込んだ大手芸能プロマネージャーの真摯な言葉に、
  北條の心は揺れます―。
  良かったです。続きが楽しみ。

  ★ファンブログ「長見良の魔法世界へようこそ」
  http://ryomagic.com/
  
『ポテン生活』 木下晋也
 …化けるのか化けないのか微妙な雰囲気が味な8コマ漫画。本当に「微妙」。

『COPPERS』 オノ・ナツメ
 …前回出てきた飛び降り自殺を予告しながら常に飛び降りない男と、
  彼に煩わされ続けてきたESU(緊急出動部隊)隊員との話。
  良かったです。何気にピポチューが出てくるのですが、これはやめて欲しかった…。
  
『PEEPOCHOO[ピポチュー]』 フェリーペ・スミス
 …新宿のヤクザ2人組の過去と、
  日本の漫画&アニメオタクとアメコミオタクのアメリカ人オタク同士の罵り合いが見られます。
  暴力、流血、巨乳、気持ちの悪いダンスに日本語…。
  気分が悪くなるだけで、全く面白くありませんでした。
  無理して日本を関係させることはないのに。
  
『刻刻』 堀尾省太
 …全く面白くありませんでした、その2。樹里と何か曰くがありそうな美少年登場。
  しかし作品の世界についての説明がほとんどないので、読んでいても入っていけません。
  ページの柱に解説を乗せるようではね。
  絵柄も魅力に欠けますし、この作品を理解したいとも、続きを読みたいとも思えません。

『いったり・きたり』 鈴屋あやめ
 …全く面白くありませんでした、その3。
  相変わらずのつまらない女の下らない愚痴漫画。
  下手すぎる絵と変わり映えしない内容が非常に不愉快です。

『むさしのジョギング日記』 西島大介
 …全く面白くありませんでした、その4。
  XJapanオタクである作者の、hideメモリアルサミット体験記。
  こういう内輪話は、ファン向けの同人誌に書いて下さい。
  一般誌に掲載する以上は、取り上げた特定のバンドに関心のない人でも、 
  何かしら感じられるものがある内容にして欲しいです。
  山下和美のペンギン水族館の作品を1000回読むべし。
 
『超絶変身!!アースカイザー』  くぼたまこと
 …人間社会で普通に暮らしている悪の組織の連中の話です。
  この作品が気の毒なのは、『聖☆おにいさん』と設定が同じであること。
  しかもブッダとイエスの方が面白い…。
  決して嫌いな作品ではないので、何か変化をつけて頑張って欲しいと思っています。

『変ゼミ』  TAGRO
 …相変わらず不愉快。絵は可愛いのになあ…。

『羣青』 中村珍
 …事件が起きる直前までを描いた番外編の後編。嵐の前の静けさ?
  最後の大ゴマが次を期待させて良かったです。
  
『TRIBAL GEAR』  和泉雄己
 …絵のタッチが変わった?相変わらずの綺麗な絵ですが、内容が意味不明なのも相変わらず。
  魅力的な絵だけに、ストーリーの分かり辛さは本当に惜しいです。

『荒呼吸〜女の危機管理〜』  松本英子
 …猫話。この人の猫話漫画はとても好きです。
  今回も最後のコマがたまりませんでした。良かったです。

  ★公式ブログ「無償の悪」
  http://d.hatena.ne.jp/okitsune/



今月号は、中間部の“全く面白くありませんでした作品”の怒涛の4連発が圧巻でした。
こんなにも内容の薄い作品を掲載するとは、月刊化は失敗だったかも。

また今月号はペンギン大特集号でもありました。
表紙は勿論、巻頭には漫画家60人によるそれぞれのペンギンカラーイラストが。
その後の掲載作品中にもペンギンが登場、
ページの柱にもペンギンに関する話や情報がぎっしり。
なぜこんなことをする必要が?

とにかく内容の薄さが残念でした。
来月号からは立ち読みで済ませようと思います。

…でも次号は2周年記念号なのか…。何かやるそうです。
次号は8月22日(金)発売。

★モーニング2
http://www.e-1day.jp/morning2/magazine/
【本】『ニューヨーク・チルドレン』 クレア・メスード著
2008.07.22(Tue)


王様の子どもたちはみな裸



ニューヨーク・チルドレンニューヨーク・チルドレン
(2008/03)
クレア・メスード

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現代のニューヨークが舞台の群像劇。
テレビ番組女性プロデューサーのダニエール、天真爛漫な美女マリーナ、
フリーライターでゲイの男性ジュリアスは、大学時代からの親友同士。
30歳になる現在も、仲の良い関係を続けています。
そこへオーストラリア人の雑誌編集者と、
田舎から出てきたマリーナの従兄弟である若者が現れたことで、
3人の友情関係に変化が訪れます―。

野心を持った者が集まる大都会ニューヨークでの、
3人それぞれの悩み、友情、仕事、恋愛と、
彼らを取り巻く周囲の人々の夫婦関係、親子関係、家族関係、について描かれています。

登場人物たちが次第に裸にされていく著者の描写はなかなかのものでしたし、
主役の3人と彼らの周囲の人々との絡みが様々な組み合わせで起こるので、
一気に読むことが出来ました。

ただ、登場人物達の苦悩が払拭されるきっかけになるのが、
9.11のテロ事件だというのが、どうなのかなあ、と。
ちょっと都合が良すぎないかなと思ってしまいました。

でも実際にあったことですし、
作品の中では大変効果的に使われてはいるのですが…。むー。

最後の締めくくり方といい、
人々の苦悩と再生の物語、といったところでしょうか。

読んでいる間は面白かったです。
今時のニューヨークの30歳はこんな感じなのかなというリアルさがありましたし、
ぐいぐいと読む進むことは出来ました。
でも、何が残ったかと言われると…。

2006年度ブッカー賞候補作。
【本】『ぜつぼう』 本谷有希子著
2008.07.09(Wed)


俺の苦しみは本当だ。



ぜつぼうぜつぼう
(2006/04/28)
本谷 有希子

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主人公はかつて国民的人気者となったお笑い芸人、戸越。
ブームが去ると共に、手の平を返したような態度を取った仕事仲間や関係者達。
街に出れば顔は忘れられておらず、
帽子で隠せば「まだ人気があると思ってるの?」と一般人に嘲笑われる始末。
人間不信に陥り、引き篭もり状態の戸越の前に、
復讐させてやるからそれまで自分の家に住んでいろ、という中年男性が現れます。
向かった家は田舎の汚い一軒家。そしてそこにはひとりの女性が―。

主人公の絶望感の描写が、非常にリアルだと思いました。
変にプライドが高かったり、自意識過剰気味だったりするところなど。
現代の若者の心理が生々しく伝わってきました。

自分は本当に絶望しているのだと、
分かってもらおうとする辺りの心理描写は秀逸だと思いました。
そして、再生し始めるシーンも。

純文学ほど重すぎず、ライトノベルのように軽すぎないという匙加減も良かったです。
いや良かったですどころか、そこが大変魅力的だと思いました。
「今」を書くことの出来る作家、かな。
他の作品も読んでみたいです。
【雑誌】『ダ・ヴィンチ 2008年 08月号』 メディアファクトリー
2008.07.05(Sat)


今月号は、私の興味・関心とはすれ違いました。

ダ・ヴィンチ 2008年 08月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2008年 08月号 [雑誌]
(2008/07/05)
不明

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今月号の目次はこちらからどうぞ。↓
http://web-davinci.jp/contents/guide/index.php

まずは山岸凉子『舞姫(テレプシコ−ラ)』
自分の気の弱さ、真剣味のなさに気づく六花。
あとはコンクール前に六花が受けた、コンテンポラリーダンスのレッスン内容の詳しい描写。
クラシックとコンテンポラリーの体の動かし方や呼吸の違いなどが分かって、面白かったです。
六花を通して、ローザンヌコンクールを体験しているようで、楽しいです。

山岸凉子バレエマンガセット【ヴィリ+テレプシコーラ第1部全10巻】Amazon.co.jp限定サイン入りポストカード付山岸凉子バレエマンガセット【ヴィリ+テレプシコーラ第1部全10巻】Amazon.co.jp限定サイン入りポストカード付
(2007/11/30)
山岸凉子

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特集1は「ときめくTEAM男子!」

TEAM! チーム男子を語ろう朝まで!TEAM! チーム男子を語ろう朝まで!
(2008/02/21)
チームケイティーズ

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男子の集団にときめく、という内容です。
私の興味範囲外なので、読み飛ばしていましたが、
福田美香×カトリーヌあやこ×能町みねこ×金田淳子の対談が所々面白かったです。
様々な“チーム男子”について解説してくれていて、その分類に、なるほどねーと。
特に、「鉄道路線擬人化」!
少しばかりてっちゃん気味の私には、激しく萌えるものがありました。
「まあいいじゃないか東海道」@キザな上越新幹線 …萌え。
欲しいな、この同人誌…。

あとは、穂村弘の「短歌ください」
読者からの短歌作品を掲載しながら解説するのですが、相変わらず良かったです。

新潮社の“2008 新潮文庫の100冊”フェアで、対象文庫本を2冊購入すると、
Yonda?のエコバッグが必ずもらえる、ということを知ることが出来たのは良かったです。
★Yonda?のエコバッグ
http://100satsu.com/mascot/
可愛い。毎年夏の100冊フェアは無視していましたが、今年は買ってしまうかも。

「100冊ビューワー」で100冊すべてを紹介したり、
「自分の本棚」では読んだ本をウェブ上の本棚に並べて、
感想のスタンプが押せるようになっていたり、
他の人の本棚も見ることができたりなど、なかなか凝ったサイトになっていますね。
新潮社すごいです。

★2008 新潮文庫の100冊
http://100satsu.com/

これら以外はあまり目を惹くものがありませんでした。
8月号ということで、怪談ものが多かったことも残念。
苦手なのですよ。

★WEBダ・ヴィンチ
http://web-davinci.jp/index.php