最終回が2作品。
今号の目次はこちらからどうぞ。↓
http://flowers.shogakukan.co.jp/news/rinka09b.html感想など。ネタばれアリですー。
『失恋ショコラティエ』 水城せとな
…えれなと店でハグしているところをサエコに見られた爽太は―。
しかしサエコも何かしら考えている模様。
オリヴィエは爽太に、まつりに惚れていることを告白。
腹芸が出来ない私には、サエコの神経回路がよく分かりません…。
『ミツバチを待つ庭』 奈々巻かなこ
…花番のニキと、彼女を想う野良猫の切ない話。
このシリーズ、悪くはないのですが、絵がもう少し何とかならないかなと。
人間も猫も誰が誰なのか見分けが…。
『白い馬』 諏訪緑
…司祭長の命によって「白い馬」を探しにきたザールは、
人間の姿に扮しアザレアと名乗る大天使ラファエルと思いがけず再会します―。
「白い馬」とアザレアが面倒を見ている少年の話でもあります。
ザールは魔王から世界を守るための旅をしているのね。
前回が「鍵」で、今回が「白い馬」。アイテム集めの旅なのか。
この作品の世界には惹かれるところがないです。
『学生の生涯』 西炯子
…山奥の大学を舞台にした4コマ漫画。
『四畳 そして半』に新展開。
この作品好きなので、次回が楽しみです。
『猫mix幻奇譚とらじ』 田村由美 …仲間達と別れ、パイ・ヤン、とらじ、教授、ペロ、ジョゼとハムスター記者2匹との行動に。
一同はパンドラゴラ博物館に向かいます―。
パイ・ヤンとジョゼが、お互いの知らなかった面を発見するあたりが見もの。
真に分かり合って仲直り出来る旅になるのかな?
『子爵ヴァルモン』 さいとうちほ
…セシルの純潔を失わせようと画策するメルトイユ侯爵夫人。
彼女とヴァルモンの策略に、恋に落ちたセシルとダンスニー、
ヴァルモンに恋心を抱いたトゥールベル夫人が巻き込まれていく―。
こういう人の心を操ろうとする話には嫌悪感が…。
『中学女子階級制度』 藤井みつる
…主人公の女子中学生が憧れの先輩と付き合うことに。
しかしその先輩の妹は、同級生の地味グループの女の子だった―。
自分がどのグループに所属するかというような、
この年代特有の自意識過剰さがよく出た作品でしたが、
それが面白いかと聞かれたら…。
この作家さん、苦手です…。
『100のしっぽ物語 いしかわさんの犬語り』 語り部:石川利昭 絵:奈知未佐子
…北海道ムツゴロウ王国で、
30年以上に渡り2000匹の犬と付き合った石川さんの、心に残った犬の物語。
実話だけに、良かったです。
次回も石川さんが語ってくれるそう。
この新連載は楽しみです。
『雨無村役場産業課観光係』 岩本ナオ …桜祭り開催。
最終回。あっけない幕切れでした。
もっと雨無村の雰囲気に浸っていたかったです…。
田舎の生活の良い部分を見させてもらえたことに感謝。
『花魂療法師』 大竹サラ
…今回のクライアントは、氷の心を持った孤高のトップフィギュアスケーター。
フリーでなぜか失敗してしまう彼の心を、リリーはどう癒したのか―。
ジョニー・ウィアー!と思わずにはいられませんねえ。
でもウィアーはフレンドリーですが。
この作家が
フィギュアスケートを取り上げたのは意外でしたが、良かったです。
『依姫綺譚』 江平洋巳
…依子と十三が再会。
しかし十三はこれまでの十三とは違う?
この作品は苦手で、流し読みです。ごめんなさい。
『花食う乙女』 絹田村子
…空腹のために植物園の植物を食べて倒れた占い師、谷口遠子と、
植物園の人達との話。
キャラは立っているし、この話も連載に出来そう。
ただもう少し絵に魅力が出るといいのになと思います。
あとこの作家さん、作風といい、雰囲気といい、非常に佐々木倫子なのだけれども。
いいのかしらん?
『アレクサンダー大王』 赤石路代
…かつて本気で愛し、失った女戦士サーヌに瓜二つの少女と出会ったアレクサンダーの話。
少女漫画の王道といった感じで良かったです。
『すべての星をあつめて』 太田真里子
…恋人が宇宙飛行士のちさ子。周囲が結婚していく中、待たされ続けていることにイライラ。
そんなある日、そばにいる青年から告白されて―。
うーん、普通恋人が宇宙にいたら心配しない?
おまけにあんな告白も有り得ない。
誰もが考えそうなファンタジーだし、設定はいいのだけれども、
ファンタジー過ぎてしまったという感じ。
『櫻狩り』 渡瀬悠宇
…最終回。
加藤の最後の行動はどうなのかと。
作者は続編を書きたいそうですが、結構です。
『しろくまカフェ エスプレッソ』 ヒガアロハ
…しろくまカフェの庭にある、コーヒー豆焙煎所に弟子入りしたマサキの話
相変わらず登場する動物達が可愛くて、癒されました。
『フランス王妃』 名香智子
…山猫シリーズの続き。
マリー王女はラファエルをかばって、ルイ15世と結婚することに。
ラファエルは女装姿でそばに仕えているものの、
どこまで、どうやってこの話を続けていくのかな。
『逢魔ヶ橋』 近藤ようこ
…この世とあの世の橋守シリーズ。
今回橋にやって来たのは、怪我をした男。
橋を渡ろうとしますが、橋守は「おまえはこの橋を渡ることは出来ない」と言います―。
今回はありがち内容で普通でした。
『オリとみっちゃん』 有留杏一
…しばらく離れていた幼馴染の少女を、やっぱり好きでした、という話。
モノクロでも色を感じさせられるのが、
この作家さんの特長だと勝手に思っているのですが、
今回はその点をいかせていなかったのが残念でした。
『雨の日』 音森春瑚
…デビュー作。
背が高い上に、ボクシングのチャンピオンでもある女子高生美奈と、
同級生の不良女子高生ヒカリの友情話。
描き慣れた感じで、デビュー作とは思えなかったです。
西炯子絶賛とありましたが、確かに好きそうな雰囲気。
センスと絵は好きです。もう一作品読んでみたいと思いました。
『幻夏祭』 宮来衣
…留学中に他の男と結婚してしまった恋人に復讐しようと、
彼女の故郷沖縄にやって来た主人公は、そこで不思議な子供と出会います―。
シックスセンス!
今号は何といっても『雨無村役場産業課観光係』最終回が寂しかったです…。
もっとあの村の暮らしが見たかったなあ…。
いろいろなタイプの作品が読めたので、良かったです。
これだけの厚みがあるのって、何だか嬉しいのですよね。
沢山読める!という感じが。
…持ち帰るのは大変ですが。
次号は5月中旬発売予定だそう。
渡瀬悠宇『ふしぎ遊戯 玄武開伝』と、
西炯子『娚の一生』スピンオフが目玉のようです。