【本】『タイガースファンという生き方』 メディアファクトリー
2006.03.31(Fri)
タイガースファンという生き方―
世界一の不幸と宇宙一の幸福を背負って…

タイガースファンという生き方 タイガースファンという生き方
新保 信長 (1999/04)
メディアファクトリー

この商品の詳細を見る


球春到来!
プロ野球セントラルリーグが開幕しました。あっという間ですね。

この本は1999年、野村元監督就任直前に出版。
その後2度リーグ優勝するとは想像も付かなかった時期のことです。

各界の阪神ファン著名人へのインタビューと、
作家からのエッセイ、漫画家からの作品が掲載されており、
宮崎学、玉木正之、金子達仁、しりあがり寿、さそうあきら、
西原理恵子などが登場。
他にも過去の阪神選手データや、
過去の選手から選ぶ、
「各部門勝手にベストナイン」という企画もあります。

1985年の日本一に強い郷愁を覚える人には、
今読んでもたまらない内容となっています。

特に印象に残っているのは、しりあがり寿のマンガ。
阪神のあまりの弱さに、他のスポーツで好きなチームや選手を作り、
タイガースが負けた時の怒りと悲しみを分散させる、
というのはスポーツ好きの人なら大抵経験していはず(多分)。

私の場合は阪神タイガースと、
ジュビロ磐田とゴン中山だったりするのですが、
ここ数年磐田とゴンはリスク分散先どころか倍増先に…。

まさか阪神と磐田の立場が正反対に変わる時が来るとは、
思ってもみなかったな。
阪神ファンとして身に付いたダメフロントとダメ監督への耐性が、
磐田サポとして役立つ日が来るとは何たる皮肉。

最近は阪神に対して10代の頃のような応援熱こそありませんが、
それでも結果は気になったり。

そしてさっそく阪神負けましたよ…。
明日磐田が勝ってくれれば多少はすっきりするのだけれど…、
無理だろうなあ。

勝てば嬉しいし、負けると腹が立つ。
それでもやはり応援してしまう…。
スポーツ好きにはいつもの季節がまた巡ってきました。

皆さんが応援しているチームや選手にとって、
実り多い年となりますように。
阪神、磐田、ゴン、頑張れ。


阪神タイガース公式サイト
http://www.hanshintigers.jp/
★ジュビロ磐田公式ホームページ
http://www.jubilo-iwata.co.jp/

●しりあがり寿オフィシャルサイト「おーい!さるやまハゲの助」
http://www.saruhage.com/
●さそうあきら公式ホームページ(未収録漫画が読めます)
http://saso.web.infoseek.co.jp/index.html
●西原理恵子公式ホームページ「鳥頭の城」
http://www.toriatama.net/


虎漫
高橋 ツトム
4886534600

07120729.jpg

2003年、
18年ぶりのリーグ優勝記念阪神ファン漫画家によるアンソロジー本。
買い損ねたので手に入れたいと思っている。

タイガースへの鎮魂歌(レクイエム)
玉木 正之
4309472044

1985年の日本一後の暗黒時代のファンの気持ちをよく描いている。

六甲おろし オーケストラversion六甲おろし オーケストラversion
ジャパン・ビルドーゾ・オーケストラ 道上洋三 大友直人

六甲おろし 六甲おろし

by G-Tools

ものすごく聴いてみたい…。

阪神タイガース 伝説の日本シリーズ 2003 & 1985阪神タイガース 伝説の日本シリーズ 2003 & 1985

VICTORY 2003 阪神を変えた男~星野監督・改革の舞台裏~ 優勝やで! タイガース激闘の記録 永久保存版 猛虎復活 ! ~2005年阪神タイガース優勝への軌跡~ V奪還!~2005年阪神タイガース全記録~ 猛虎襲来!-2003年阪神タイガース優勝への軌跡-

by G-Tools


ジュビロ磐田 2ndステージチャンピオンへの軌跡ジュビロ磐田 2ndステージチャンピオンへの軌跡

ジュビロ磐田 1stステージチャンピオンへの軌跡 ジュビロ磐田 10thアニバーサリー オフィシャルDVD ザ・ヒストリー・オブ・ジュビロ磐田 JリーグオフィシャルDVD ジュビロ磐田2003シーズンレビュー 第38回天皇杯カップ・ウィナーズへの軌跡 ジュビロ磐田 2000&2001シーズン イヤーDVD

by G-Tools

現実逃避用DVDセット。
【映画】『オペラ座の怪人』(ジョエル・シュマッカー監督作品 2005年)
2006.03.30(Thu)
言わずと知れたアンドリュー・ロイド=ウェーバーの、
同名傑作ミュージカルの映画化作品。

オペラ座の怪人 通常版 オペラ座の怪人 通常版
ジェラルド・バトラー (2005/08/26)
メディアファクトリー

この商品の詳細を見る


知っているのは主要曲のみ。
ミュージカルを見ていなければ、原作も知らないまま見たのだが。

醜悪な容貌に天才的な芸術の才能を持つ「怪人」=ファントム。
しかし人に虐げられ続けてきた彼は、
他人と自分の醜い容貌を呪い、憎み、
自分に不利となる人間は容赦なく殺していく。

そんなファントムが見出したのが、
純真なソプラノ歌手クリスティーヌ。
しかし彼女には幼馴染の恋人ラウルがいた…。

この三人の三角関係で話は展開されていくのだけれども。

この肝心のファントムの描き方が不満だった。
彼には「怪人」となるだけの過去と心の傷、
そして諸悪の根源である醜い顔があるのだが、
映画版の為なのか、仮面を付けていても十分ハンサムなのだ。
これなら人前に出られるし、
コンプレックスに思うほどではないじゃない…とつい思ってしまう。
また非常にエネルギッシュで、妙に健康的。
もう少し心に深い傷を負った雰囲気や、
病んだ心の狂気を出せていたらなと思った。
演じているのはジェラルド・バトラー。

その他のキャストは皆良かった。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムは撮影当時17歳!だったそうで、
いささかロリ風味が漂うが、
純真さに満ち溢れていてとてもチャーミング。

ラウル役のパトリック・ウィルソンも、
誠実で勇気のある貴族の青年役にピッタリだった。
晩年の老人の姿でも登場するが、同一人物だったとは驚き。

そして何より一番大切な歌だが、これはちょっとな…と。
ミニー・ドライバー以外は皆吹き替えなしで歌っているそうだが、
その吹き替えが本格的なオペラの歌い方をしているのに対して、
主役の三人は微妙…。
ロッサムとウィルソンはまだいいとして、バトラーは…。
でも映画版としては逆に普通に話しているのに近くていいのかも。

衣装や舞台設定なども凝っており、
有名なシャンデリアのシーンなどは映画館で見たかった。
舞台ではどのようになっているのだろう。

そして何と言っても音楽の素晴らしいこと。
誰もが知っているであろう、
ジャーンジャジャジャジャジャーン♪というオルガンの旋律を聴くと、背筋がゾクゾクする。
名曲揃いなので、気持ちよく音楽に身を任せながら見るといいと思う。

★「オペラ座の怪人」公式サイト
(舞台初演オリジナルキャスト、サラ・ブライトマンの歌声も聴けます)
http://www.opera-movie.jp/
★「オペラ座の怪人オフィシャルブログ」
http://ameblo.jp/opera-movie/

★原作本も読んでみたい。
オペラ座の怪人オペラ座の怪人
ガストン ルルー Gaston Leroux 長島 良三

ファントム〈下〉 ファントム〈上〉 オペラ座の怪人パーフェクトガイド マンハッタンの怪人 The Phantom Of The Opera Companion (FILM COMPANION)

by G-Tools



マダム・ジリー役の女優さん、どこかで見たな…と思っていたら、
「クライング・ゲーム」の女テロリスト役の人だった!
【本】『ひらがな日本美術史2』 橋本治著
2006.03.29(Wed)
今回は13世紀鎌倉時代から、16世紀安土桃山時代を取り上げている。
運慶から、狩野派まで。

ひらがな日本美術史〈2〉 ひらがな日本美術史〈2〉
橋本 治 (1997/08)
新潮社

この商品の詳細を見る


『1』に続くこの『2』も、とても面白かった。

室町時代が「日本文化の原型」の生まれた時代であるということ、
それと同時に「日本の伝統文化は難解だ」という“常識”も生まれた、
ということは初めて知った。
理由にも納得。見事に現在の日本人に引き継がれているなと苦笑い。

他にも個人的に分かり辛かった水墨画についての解説、
なぜ権力者は金の建築物を建てようとしなかったのかの考察、
龍安寺石庭の解釈、
雪舟の絵の謎、
狩野派について…などなど、今回も目からウロコが落ちまくった。

単なる美術史解説で終わることなく、
自ら筆を取って絵を描いていた著者の美的感覚や直感と、
文学者としての知識の豊かさが生かされている点が非常に魅力的だ。

『3』を読むのが楽しみ。
【漫画】『月刊flowers 2006年05月号』小学館
2006.03.28(Tue)
★「月刊flowers公式サイト」 
http://flowers.shogakukan.co.jp/

月刊 flowers (フラワーズ) 2006年 05月号 [雑誌] 月刊 flowers (フラワーズ) 2006年 05月号 [雑誌]
(2006/03/28)
小学館

この商品の詳細を見る


ラインナップは以下の通り。

『諸葛孔明 時の地平線』 諏訪緑
『7SEEDS』 田村由美
『愛してる』 西炯子
『宇宙船運転免許証』 萩尾望都
『いろどり弁当』 曙はる
『クロシング・エイジ』 太田真理子

『川面のファミリア』 小玉ユキ
『砂漠に降る星』 宮城谷尚子
『天の鳥 花の夢』 江平洋巳
『カラオケに行こう』 いのまたゆう子
『Yesteday,Yes a day』 岩本ナオ

『ブロンズの天使』 さいとうちほ
『ドリームランドEXP.』 大竹サラ
『稲妻の檻』 奈知美佐子
『デレクとハナのシネマのレシピ』 遠藤佳世
『ろまんが』 新井理恵
『しろくまカフェ』 ヒガアロハ
※『風光る』は休載
別冊ふろく『空想館』付き

感想です。

◎良かった◎
『7SEEDS』 田村由美
…毎回スリリングで、最も次回が気になる作品。
ただ他のグループをもう忘れかけてしまっているのですが。
『川面のファミリア』 小玉ユキ
…人魚シリーズ第3弾。
人魚と意外なものとの組み合わせが上手いなあと感心しきり。
良かったけれど、そろそろ他のテーマの作品を読んでみたい。
カラーイラストは苦手?
月刊flowers公式サイトにて「仕事場訪問」あり
http://flowers.shogakukan.co.jp/workroom/workroom_14.html
小玉ユキ公式サイト「Silo」
http://www012.upp.so-net.ne.jp/kodamayuki/

◎良かったけど…◎
『愛してる』 西炯子
…ひそかにカメラ小僧が気に入っていたので。
でもこれってストーカーなのでは…。

◎普通◎
『宇宙船運転免許証』 萩尾望都
…今回はありきたりなネタでした。残念。
『ドリームランドEXP.』 大竹サラ
…外国の情報を得ることが出来るのが楽しいです。
★「大竹サラ公式サイト」
(『ドリームランドEXP.』ウェブ版が読めます)
http://www.dreamoncompany.com/ja/sara/index.html
『ろまんが』 新井理恵
…メガネ君萌え。
『しろくまカフェ』 ヒガアロハ
…絵とキャラは可愛いが、ネタ的にこのままでは苦しいかと。

◎うーん…◎
『諸葛孔明 時の地平線』 諏訪緑
…時間の経過がまるで感じられないのが最大のネック。
『三国志』を読んでいない人が理解出来ているのか疑問。
★諏訪緑公式サイト「時の泉」
http://www.suwamidori.com/
『いろどり弁当』 曙はる
…ありがちなストーリーと絵で新鮮味に欠ける。
『クロシング・エイジ』 太田真理子
…書き込みすぎ。ストーリーもありがち。
菊花と皐月(『ろまんが』)の10数年後かと思ってしまった。
『砂漠に降る星』 宮城谷尚子
…すみません、読み通せませんでした。
もっと太い線でシンプルに描いて欲しいです。
『天の鳥 花の夢』 江平洋巳
…絵に癖が出てきたのが惜しい。
このストーリーならもっと若い世代向けの雑誌の方がいいのでは?
『カラオケに行こう』 いのまたゆう子
…日常の生活を独自の視点で捉えるのが上手い人ですが、
今回は普通でした。
『Yesteday,Yes a day』 岩本ナオ
…センスは好きです。でも作品としては迷走中。
『ブロンズの天使』 さいとうちほ
…プーシキン気の毒すぎ。
『稲妻の檻』 奈知美佐子
…まさにうーん…でした。
『デレクとハナのシネマのレシピ』 遠藤佳世
…取り上げる映画もそれについてのエッセイもセンスがないです。
普通の漫画作品が読みたいと思っていたのですが、
ふろくを読むとやはりエッセイ漫画の方がいいのかなと思ったり。

★別冊ふろく『空想館』 ラインナップと感想。
…を書こうと思ったのですが…。期待していたのに…。
下村富美さんを久し振りに読めたのが唯一の収穫でした。
本誌にもぜひ復活して頂きたい。
SF短編を描くのはいかに難しいかがよく分かるふろくでした…。

全体的にもうひとつでした。
特に別冊ふろくには…。残念。
【本】『存在の耐えられない軽さ』 ミラン・クンデラ著
2006.03.27(Mon)
冷戦時代共産主義体制下のチェコを舞台に、
主人公のカップルとその愛人を中心に展開される物語。

存在の耐えられない軽さ 存在の耐えられない軽さ
ミラン クンデラ (1998/11)
集英社

この商品の詳細を見る


この本のタイトルを聞くとまず浮かぶのが、
映画化された同名作品のこのカット。

存在の耐えられない軽さ
ダニエル・デイ・ルイス ミラン・クンデラ フィリップ・カウフマン
B000DZJJGI


なので、
てっきり東欧を舞台にした退廃的な恋愛小説だと思っていたのだが、
大間違いだった。

著者は作中で何度も相対する二つの物事を持ち出しては、
そのことについて考えることを繰り返す。

重さと軽さ、男と女、強さと弱さ、体制と個人、愛と官能…etc.etc.

対立する(とされる)二つの物事を比べ、クロスさせては、
そこから真理を導き出そうとする。
これはこう思われているが、
果たしてそうなのか?逆なのではないのか?あるいは?と。
恋愛小説の形を借りた哲学の本。
面白かった。



●訳者がすすめるこの作品の解説
『クンデラの未経験の惑星』 クヴェトスラフ・フヴァアチーク著 は見つからず。残念。
雑誌『青春と読書』(小学館)1993年10月号に訳者の訳で掲載。

●当時のチェコの政治的背景についてはこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%81%AE%E6%98%A5
【フィギュアスケート】2006年フィギュアスケート世界選手権女子シングル・フリー
2006.03.26(Sun)
まずは村主銀メダルおめでとう!
この人の精神力には、本当に頭が下がります。
昨年の怪我によるボロボロの状態から、よくぞここまで。

トリノ五輪の不本意な結果とその後の体調不良がありながら、
今回の世界選手権ではさらにプログラム改良を試みていました。
今季のフリープログラムは好きではありませんでしたが、
今回初めていいなと思いましたよ。

トリノ五輪も今回の世界選手権も自己最高順位。
本当に凄い選手だと思います。
金メダルを取らせてあげたかったです。
☆「満足していない 村主章枝の話」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/skate/20060326-00000009-kyodo_sp-spo.html

中野と恩田もよくやったと思います。
転倒することなく終えたのは素晴らしかったです。
中野は「自分だけ場違いな気がした」と言っていましたが、
決してそんなことはありませんでした。

恩田の涙も印象的でした。
引退するつもりで無駄にした時間を後悔しての涙。
再びスケートに取り組むそうなので、楽しみです。
☆この記事が良かったです。
「女子シングル終了 恩田美栄フリー11位 総合11位」
http://iceblue.cocolog-nifty.com/figure/2006/03/1111_314e.html

コーエンはどうしてしまったのでしょう。
演技後の放心したような表情が痛々しくて、見ていられませんでした。
これまでは「また転んだ…(でも次があるさ)」と、
笑っていられましたが、
ここまで転倒が続くとさすがに心配になってしまいます。

ソコロワの復活は嬉しかったです。
ロシアはスルツカヤ、ソコロワ、
ボルチコワ以降の女子が育たないですね。
女子シングルの選手がなかなか出てこないのは不思議です。

さて金メダルを獲得したのは、16歳のマイズナーでした。
最終グループで唯一ノーミスで滑りきり、
なおかつ3−3を2回成功させたことで、この結果はある程度納得です。

でも。

子供が女王になるのは勘弁して欲しいです。

大人の体型になる前の選手が、
体型的に飛びやすいジャンプを次々と決めて、
1位を掻っ攫っていくというのはウンザリです。

ジャンプに代表されるスポーツの面と、表現力などの芸術的な面。
そのバランスをきちんと採点して欲しいといつも思います。
採点競技の難しいところだとは思いますが。

それにしても、日本の選手層は男女とも厚くなりましたね。
これからが楽しみです。

明日のエキシビションが終わると、
フィギュアスケートのシーズンも終了。
ちょっと寂しかったりしますが、
来季はどんな演技を見せてくれるのか、楽しみでもあります。
【フィギュアスケート】2006年世界選手権女子シングル・ショートプログラム
2006.03.25(Sat)
フジテレビ放送分を見ましたが、
コーエンと村主が頭一つ抜けているという印象でした。
ノーミスで滑れば、このふたりが表彰台に昇るでしょう。

村主は細くなっていて痛々しかったですが、
トリノ五輪の時のような悲壮感がなくなっているのが良かったです。
サバサバしていて表情も明るいのは良い傾向なのでは。

中野は初出場で上々の出来ですね。全く見劣りしなかったです。
フリーでは最終滑走ですが、思う存分実力を発揮してもらいたいです。

恩田には全日本でのあの素晴らしい演技をぜひもう一度。

明日のフリーでは、
恩田が最終組前のグループの第一滑走。
最終組は、
コーエン、マイスナー、村主、ロシェット、ソコロワ、
中野という滑走順です。

明日起きたら結果は出ています。
素晴らしい知らせが待っていますように。


☆スカイパーフェクTVで生中継
03/25(土)27:45 J SPORTS 3 女子シングル フリー ※生中継
http://www.jsports.co.jp/tv/skate/index.html
女子最終組は午前6〜7時辺りからでしょうか。
起きられたら見る予定です。
【フィギュアスケート】2006年フィギュアスケート世界選手権男子シングル最終結果・織田4位入賞
2006.03.24(Fri)
織田選手4位入賞おめでとう。
ジャンプのルール違反が悔やまれるけれど。
自己ベストに8点届かなかった訳だから。
それでも初出場で予選、SPと完璧に滑ったのは見事でしたし、
来年の世界選手権の2枠も確保したのは素晴らしかったと思います。
克服すべき課題が見えたと思うので、
これからもますます頑張って欲しいです。

復調したジュベールランビエールの一騎打ちは、見応えがありました。
ノーガードの打ち合いという感じ。
やはり男子は4回転に挑戦してくれないとね。

個人的には年齢的にもサンデュにメダルを獲って欲しかったのですが、
一か百かというスタイルは変えられなかったですね。残念でした。

ライサチェックも五輪に続いて今回のフリーも良かったですね。
長身で手足の長い正統派は久し振り。伸びていって欲しいです。

今回の男子で最も印象に残ったプログラムが、
チェンジャン・リーのショートプログラム「愛の夢」でした。
リーといえば、ジャンパーでスポーツ系そのものといったスケーター。
カンフーを扱ったプログラムが印象に残っています。
それがこんなに優しく、
ロマンティックなスケーティングが出来るようになっていたなんて。

スケーターには“化ける”時があります。
その瞬間を目にすることはとても嬉しいことだったりするのですが、
今回のリーの演技はまさにその瞬間であって、
予想外の嬉しい出来事でした。
素敵だったなあ。

それにしても、日本男子は層が厚くなりましたね。
織田、高橋、小塚、無良…。
国内にライバルがいるのはいいことですし、これからが楽しみです。

初解説の本田武史も良かったです。
大好きな選手だったので、「本田選手」ではなく、
「本田さん」と呼ばれているのが悲しかったですけれど。

そしていよいよ、女子ですね。
皆最高の演技が出来ますように。


チェンジャン・リーについてはこの記事が良かったです。
http://iceblue.cocolog-nifty.com/figure/2006/03/post_e0fc.html
私にとっての最高の「愛の夢」使用プログラムは、
ミシュクテノク・ドミトリエフ組のフリーですが。
【本】『安南―愛の王国』 クリストフ・バタイユ 著
2006.03.23(Thu)
フランス革命直前、ヴェトナムに派遣された軍隊と宣教師達。
過酷な長旅の果てに、彼らが辿り着いたのは…。

安南―愛の王国 安南―愛の王国
クリストフ バタイユ (1995/05)
集英社

この商品の詳細を見る


故国から忘れ去られ、仲間達は死んでいくという喪失の日々の中で、
生き残った修道士と修道女はついに神をも喪う。
しかし喪って初めて、人間の本質的なものが浮かび上がってくる―。
「愛の王国」という邦題を、よくぞ付けたなと感心。

極めて端的な文章で人間、ヴェトナムの自然、
エロティシズムを描いているが、
その簡潔さがかえって、読み手の想像力をかきたてる。

著者は実際にハノイに滞在したことがあり、
ヴェトナムの自然と文化に強く感動したらしい。
異国で異文化と異人種に接したことで、
著者は人間の本質というものに確信を持ったのではと、
勝手に想像してみたり。

異国の自然と文化への感動に震えた若者の、
瑞々しい感性に満ちている作品。

93年処女小説賞 94年ドゥ・マゴ賞 94年「エル」読者大賞受賞
【食】森永製菓チョコレート新製品「フリュイ ブラッドオレンジ」
2006.03.22(Wed)
チョコレートが大好き。特にビターチョコ!
今日は美味しいチョコレートを発見しました。

ここしばらくのお気に入りは、この3つ。

・グリコ「GABA ビター」
http://www.ezaki-glico.net/gaba/
・ロッテ「airs エアーズ ビター」
http://www.lotte.co.jp/products/choco/06.html
・森永製菓「DARS(ダース) ビター」
http://www.morinaga.co.jp/dars/index.html

「GABA」は、あの丸い形が極悪。
つい次から次へと口に運んでしまう悪魔の丸薬。
濃厚で苦すぎないビターさと、
ストレスに効果があるという点を打ち出したのは見事。

「エアーズ」は、
エアインタイプの口当たりの軽さが魅力。
低カロリーなのも嬉しい。
曲線を描くパッケージも好み。

「DARS」は、
「GABA」と「エアーズ」の中間というところ。
濃厚すぎずあっさりすぎずで、
最近ではこれが一番気に入っているかも。

そうそう「DARS」と言えば「ジャンドゥーヤ」
http://www.morinaga.co.jp/catalog/kashi/index.html
季節限定で発売されるのだけれど、
ヘイゼルナッツ風味の大好きなチョコ。

そんな中今日発見したのが森永製菓の新製品、
本日発売の「フリュイ ブラッドオレンジ」
http://www.morinaga.co.jp/cgi-bin/company/newsrelease/mrg_cmp_readnews.cgi?no=8
ビターチョコレートを、
ブラッドオレンジ味のチョコレートでコーティングしてあるもの。
これが大当たり。
チョコレートとオレンジの組み合わせは過去にもあったものの、
このチョコで初めて美味しいと感じましたよ。
大人の味。

もう1種類「フリュイ フランボワーズ」
http://www.morinaga.co.jp/cgi-bin/company/newsrelease/mrg_cmp_readnews.cgi?no=8
もあったので、
明日はこちらも買ってみようと思っています。

森永製菓は「小枝」のパッケージをリニューアルしましたね。
可愛くて好きです。
ただ「小枝 ビター」http://www.morinaga.co.jp/koeda/index.html
は残念な出来。
ビターチョコとビスケットクランチが合っていないです。

あと気になっているのが、
グリコ「ほわわ フルーツオーレ」
http://www.glico.co.jp/howawa/index.htm
このビターチョコ全盛時に、フルーツ味で打って出たグリコ。
どんななのかな。

これおすすめ!というチョコレートがあったら、ぜひ教えて下さい〜。
【本】『ソーネチカ』 リュドミラ・ウリツカヤ著
2006.03.21(Tue)
平凡な容貌で本の虫のソーネチカ
ソビエト体制化を生きた一人の女性の「女の一生」。

ソーネチカ ソーネチカ
リュドミラ ウリツカヤ (2002/12)
新潮社

この商品の詳細を見る


平凡で何のとりえもない女性のように描かれているソーネチカ
しかし彼女には、
どんな時でも幸せを見出すことが出来るという特性があった。
苦しい生活の中でも、一人娘に反抗されても、
愛する夫に裏切られても、
ソーネチカはすべてを静かに受け入れ、
誰を恨むこともなく幸福に生きていく。

「平凡な女性の非凡な一生」(訳者あとがきより)だそうだが、
考え込んでしまった。

世俗のネガティブな感情に捉われることのないソーネチカは、
確かに非凡で神々しくさえ見える。
見返りを求めることなく、許し、与えることが出来る人。
人間の理想の姿だろう。でも。

でも、彼女は本当に幸せだったのだろうか。
俗世で悪戦苦闘中の今の私には、分からない。



仏・メディシス賞(外国文学部門)受賞
伊・ジュゼッペ・アツェルビ賞受賞
【本】『きみに読む物語』 ニコラス・スパークス著
2006.03.20(Mon)
一人の女性を永遠に愛する男の物語。

きみに読む物語 きみに読む物語
ニコラス スパークス (2004/12)
アーティストハウスパブリッシャーズ

この商品の詳細を見る


17歳の時に出会い、恋に落ちた少女を、
一生愛し続ける男の純愛物語。

ありがちで陳腐なストーリーになってしまいそうなところを、
淡々とした描写と作品の構成、魅力的な人物設定が救っている。
主人公ノアの魅力なしには、この物語は成立し得なかっただろう。

一生愛情を交し合える相手を持つ幸せ。
人生でこれ以上の幸福はないだろう。

悪く言えば綺麗事。
でもそう言い切らせないだけの魅力はある作品。



映画化されている。
『きみに読む物語』(ニック・カサヴェテス監督 2005年)

きみに読む物語 スタンダード・エディション きみに読む物語 スタンダード・エディション
ライアン・ゴズリング (2005/09/23)
ハピネット・ピクチャーズ

この商品の詳細を見る


★公式サイト(予告編が見られます)
http://www.kimiyomu.jp/
予告編を見る限りでは、原作とはかなり違う印象。
特に主人公ふたりが子どもっぽすぎるし、イメージが違いすぎる…。
それでもカサヴェテス監督、ジーナ・ローランズ出演なら見ないと。
サム・シェパードも出ているらしい。見なくちゃ。
【本】『小鳥はいつ歌をうたう』 ドミニク・メナール著
2006.03.19(Sun)
祖父母から受けたトラウマの為に、
読み書きを覚えず自分の殻に閉じこもった「わたし」と、
どこも悪くないのに話すことをしない一人娘アンナ。
母娘はふたりだけの小さな世界に暮らすが…。

小鳥はいつ歌をうたう 小鳥はいつ歌をうたう
ドミニク・メナール (2006/01/11)
河出書房新社

この商品の詳細を見る


文章が歌のように美しい。
小鳥屋、海辺のバンガロー、シャボン玉の小瓶等々、
舞台設定や小物も揃っていて、お洒落なフランス映画を見ているよう。
それらの描写に酔うように読み進めていったのだが、
感想としては複雑。

結局は、
「わたし」の自己憐憫と自己陶酔の世界だったのではないのかと。

自ら読み書きを覚えずに閉じこもった硬い殻。
その殻から出るまでに説得力が感じられなかったのが残念。
この部分がしっかりしていれば、
自分勝手な母親というイメージは持てなかったと思うのだけれど。

美しい文章とお洒落な小道具に囲まれた小説。
自分を本当に理解してくれる(であろう)男性が救ってくれるお話。
好みが分かれると思う。

個人的には文章や描写が気に入ったので、
他の作品も読んでみたいと思った。
雰囲気は好きだ。

第1回フナック小説賞受賞。2003年度アラン=フルニエ賞受賞。
「Les mots Blues(邦題 青い言葉)」
(アラン・コルノー監督 2005年)原作作品



装画がいい。この本は表紙で選んだ。

装画:酒井駒子
こうちゃんこうちゃん
須賀 敦子 酒井 駒子

金曜日の砂糖ちゃん ロンパーちゃんとふうせん きつねのかみさま 赤い蝋燭と人魚 霧のむこうに住みたい

by G-Tools

『こうちゃん』の装画もこの人だったのね。
【本】『キタキツネ物語』 高橋健著
2006.03.18(Sat)
『南極物語』や『子ぎつねへレン』の宣伝広告を見かける度に、
思い出すのがこの映画『キタキツネ物語
(1978年公開 蔵原惟繕監督)。
サンリオ映画シリーズ 「キタキツネ物語」(DVD)
http://shop.sanrio.jp/cm/cmc-719684/

流氷を渡ってやってきたキタキツネ、フレップ。
彼が縄張りを奪い取り、伴侶を得、子育てをし、
再び流氷の彼方へと帰っていくまでを撮影した作品。

キタキツネの生態を追ったドキュメンタリーとしての部分と、
ストーリー仕立てにするという作為的な部分がうまく溶け合っている。

子供の頃に再放送をテレビで見て感動、すぐに買ったのが上記の本。
映画の場面の写真に台詞込みのストーリー、
さらにサウンドトラックの歌詞も載っていて、
写真集としてもよし、小説としてもよしで非常におすすめ。

しかし、残念ながら絶版。いい本なのになあ…。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=00526092

サウンドトラックは販売されている模様。
当時人気のあったらしいゴダイゴが担当しており、いい曲が多いです。
キタキツネ物語 キタキツネ物語
サントラ、町田義人 他 (1995/05/20)
コロムビアミュージックエンタテインメント

この商品の詳細を見る
【本】『リプレイ』 ケン・グリムウッド著
2006.03.17(Fri)
ニューヨークに暮らすジェフは43歳で死亡した。
しかし気が付くと、記憶と知識はそのままに、
18歳の自分に戻っていた…。

リプレイ リプレイ
ケン・グリムウッド (1990/07)
新潮社

この商品の詳細を見る


人生をやり直せたら…ということは誰もが考えることだと思う。
現在の記憶と知識を持ったまま、
あの時点に戻って別の方法を取っていたら…。

主人公ジェフが体現してくれる。
彼は、43歳で死に18歳に生き返るという“リプレイ”を、
何度も繰り返す。
その都度競馬や株で大儲けしてみたり、真面目に生きたり、
退廃的に生きたりと、
大抵の人が生き直せるのならやってみたいと思うであろう人生を、
送ってみせてくれる。
しかし常に待っているのが、43歳での死。

そして何度目かのリプレイの後、ジェフが悟ったことは…。

ふと、私達もリプレイをしているのではないかと思った。
ジェフと違って記憶がないだけで、
私達も、
次こそはこうしようと思いながら生き返った人間なのではないかと。
そう思うと、これからの時間というものが、
とてつもなくかけがえのないものに思える。

今何歳であろうと、過去にどんな失敗をしていようとも、
やり直せるのだ。
人生は限りがある。しかし可能性は無限にある。

そんなことを考えさせてくれた本。
【本】『ひらがな日本美術史』 橋本治著
2006.03.16(Thu)
「埴輪」から「東大寺南大門」まで、
著者がやさしく語る日本美術史第一巻。

ひらがな日本美術史 ひらがな日本美術史
橋本 治 (1995/07)
新潮社

この商品の詳細を見る


昔の美術品を見て何か感じるところがあったとしても、
普通は「そういうものだったんだろう」としか考えないと思う。

埴輪の目が丸いのは「そういうものだから」であるし、
飛鳥時代の大仏の顔が変なのも、
源氏物語絵巻の人物像の顔が変なのも、
「そういうものだから」だ。

あるいは、「〜時代の〜様式の特徴だから」で終わり、だ。

でも著者はその「そういうものだから」にメスを入れ、
こういう理由があるからこそ、
「そういうふう」になってるんじゃないの?と解説してくれる。

美術品がそれぞれ特有の形態をとっているのには、
やはり理由があるのだ。
埴輪の目が丸いのも、餓鬼の描き方も、仏像の違いも、
様式が変化していくのも、
すべてその時代と人間が確かに関わっているのだ。

目からウロコが落ちっぱなし。

「昔の美術品」に、息吹を吹き込んでくれた。
個人的に好きな運慶を取り上げてくれているのも嬉しかった。
次の巻を読むのが楽しみだ。
【本】『テオの旅』 下巻 カトリーヌ・クレマン著
2006.03.15(Wed)
原因不明の病に冒された14歳のフランス人少年テオと、
テオを連れ出したアルト伯母さんの世界一周の旅。
下巻は日本から始まる。

テオの旅〈下〉 テオの旅〈下〉
カトリーヌ クレマン (2002/03)
日本放送出版協会

この商品の詳細を見る


聖地エルサレムから始まった旅は続き、ついに二人は日本に上陸する。
その後も旅は続くが、どの国を巡り、どんな宗教を見て、
最終地点がどこなのかは読んでみてのお楽しみということにしておく。

と書きつつ少しネタばれしてしまうと、
下巻で取り上げているアフリカの宗教が圧巻だ。
全く知らなかったので、非常に興味深かった。

日本の描写はやっぱり…という感が否めず、
外国生活の長い著者でも分かり辛い国なのかなと残念だった。

世界の宗教ガイド本としてはよく出来ている。
各宗教について教わったテオが、
ご丁寧にもその国を離れる前に学んだことをまとめてくれる。
こちらの頭も整理される仕組み。

また世界中を放浪してきた無神論者のアルト伯母さんと、
感じやすく宗教的には無垢の10代のテオという二人を、
狂言回し的役割にしたのも効果的だった。
熟知した大人の視点と純粋な子供の視点から、
各宗教を見ることが出来る。

惜しいのはサイドストーリー。
著者は世界の宗教を見て回ることと、
テオの成長と病気の治癒というサイドストーリーを、
うまく絡め合わせたかったと思われるが、
目論見どおりにいったとは言い難い。

テオとアルト伯母さんそれぞれの恋愛物語、
という隠し味は良かったけれど。

世界には様々な宗教があるという驚き。
しかし根源の部分はよく似ていて、
あとは育っていく土地柄で特徴が出来ていくのだ、
ということが改めて分かった。

このことも、テオが最後にまとめてくれる。
そのまとめかたに、著者の宗教観が集約されているように感じた。
【本】『テオの旅』 上巻 カトリーヌ・クレマン著
2006.03.14(Tue)
14歳のフランス人少年テオは、原因不明の難病に冒されてしまった。
そこへお金持ちの無神論者であるアルト伯母さんが現れ、
テオを世界一周旅行へと連れ出す。

テオの旅〈上〉 テオの旅〈上〉
カトリーヌ クレマン (2002/03)
日本放送出版協会

この商品の詳細を見る


哲学のガイド本『ソフィーの選択』の宗教バージョンといったところ。
しかし、面白かった。

二人の旅はユダヤ教、キリスト教、イスラム教共通の聖地、
エルサレムから始まる。
その後も世界を巡りながら様々な宗教を見ていくことになるが、
どこへ行くのかは読んでみてのお楽しみ。

それぞれの宗教の重要地を訪れるが、その都度ガイドがおり、
彼・彼女らがその土地の宗教を解説してくれる。

ガイドの解説に、無神論者の成人の視点でアルト伯母さんが、
そして生意気盛りの10代の視点でテオが反論や質問をしていく。

大抵の人が宗教に対して感じるであろう疑問点を、
アルト叔母とテオにはっきりと述べさせており、
読んでいて気持ちがいい。

また、ガイドや風景の描写が土地の雰囲気をよく味わわせてくれる。

この上巻では、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に関する解説が圧巻。
上巻の大部分を占めているが、この3つの宗教のそれぞれの解説と、
それぞれの関わり合い方が分かりやすく書かれていて、
非常に興味深かった。

ありきたりな言葉だが、勉強になった。
個人的にはユダヤ教とイスラム教に対する視点が変わった。

下巻は何と日本から始まる。
どのように日本を描くのか、読むのが楽しみだ。
【本】『機動戦士ガンダム』 富野善幸著
2006.03.13(Mon)
機動戦士ガンダム」シリーズのバイブル。

機動戦士ガンダム 1―SF (1) 機動戦士ガンダム 1―SF (1)
富野 喜幸 (1979/11)
朝日ソノラマ

この商品の詳細を見る


全3巻。情報は以下のリンクからどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/503-3020928-1206367

TV「アニメ機動戦士ガンダム」を初めて見たのは小学生の時。
何度目かの再放送だったが、見事にハマッた。
モビルスーツや戦闘機に夢中になり、
登場人物達がどうなるのかにハラハラした。
ところが小学生の頭では、肝心のストーリーが理解出来ない…。

アニメ終了後にお小遣いをはたいて文庫本全3冊を一気買い。
それ以来何度読んだことか。

戦争の理由や、
「ニュータイプ」という観念が分かりやすく書かれている。
また軍隊内の生活もリアルで、
そんな中で生きている登場人物達も、
アニメより大人に描かれており魅力的だ。

アニメではスーパーマンのようになってしまったアムロだが、
この作品では一人の人間として描かれている点にも好感が持てる。

アムロが主人公である点は変わらないし、
登場人物達も特に変わらない。
ただアムロとシャアの二人に関わる、
セイラに重点が置かれているのが異なる点。

ストーリー展開はアニメとは異なるが、
この作品の方が個人的にはずっと好みだ。
切なさが胸に残る。

物語の最後を締めるセイラのシーンが印象的だ。

アニメの原作ということを差し置いても良く出来たSF作品。
いまだに色褪せていないし、これからも語り継がれていくだろう。



富野由悠季名義で角川文庫からも出版されているが、
朝日ソノラマ文庫の方が断然おすすめ。
角川文庫は加筆されているが、無駄骨。
アムロセイラさんのキスシーンが見られるのもソノラマ版。

[関連作品]
機動戦士ガンダム I 【劇場版】機動戦士ガンダム I 【劇場版】
古谷徹 富野喜幸 矢立肇

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 【劇場版】 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】 機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】

by G-Tools
【本】『ガラクタ捨てれば自分が見える』 カレン・キングストン著
2006.03.12(Sun)
物への執着心は、自分の人生を滞らせる。

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
田村 明子、カレン・キングストン 他 (2002/04)
小学館

この商品の詳細を見る


昨日は部屋に何を飾るかよりもまず、
不用品を処分して良い「気」を循環させることが大切だと書きました。
そのことを改めて教えてくれたのが、この本。

風水=飾るというイメージでしたが、
それよりも不用品を処分することが大事なのだという点が目新しく、
興味を惹かれたところ。

本の中には著者の元に送られた、
ガラクタを処分したらこんな良い事が起こりました、
という手紙がいくつも掲載されています。
胡散臭いなと思いつつも、
そういう事があればいいなと、
気軽な気分でガラクタの処分を始めたのですが。

いや驚きました。

ガラクタを処分していく過程というのは、
自分の過去と向き合うことでもあったのですね。
いらないものを捨てるということは、
自分の過去を整理し、いらない部分を捨てることでもあるのです。
そして、不要なものを捨てることで、
新しいものを受け入れるスペースが出来上がる。
これが大切で、このスペースに良い運気が、
新しい運気がやって来る、というわけです。

これまで様々な「部屋の片付け法」というものがありましたが、
不用品の処分が精神面に繋がるということを、
この本で初めて知りました。

部屋の片付け方の本ではなく、
片付ける事がいかに大切であるかが述べられた本。
不用品を処分して綺麗な空間を作ることを、
「スペース・クリアリング」と呼ぶなど、
多少の宗教臭が鼻に付きますが、
なかなか物が捨てられない方には、いい参考になる本だと思います。

[参考サイト]
★「カレン・キングストン公式サイト」(英語)
http://www.spaceclearing.com/
【本】『ヨーロピアン・バグア風水』 ユキ・シマダ著
2006.03.11(Sat)
今日のようないい天気だと、俄然始めたくなるのが部屋の掃除。
ガラクタを袋詰めして部屋はすっきりしたものの、
さてどこに何を置いたらいいのやら。
インテリアのセンスには自信がないし、どうしたものか。
そんな時に図書館で見つけたのが、この本。

ヨーロピアン・バグア風水―願いが叶う ヨーロピアン・バグア風水―願いが叶う
ユキ・シマダ (2004/11)
主婦の友社

この商品の詳細を見る


細かい方位盤などは必要なく、部屋を碁盤の目のように9等分するだけ。
9つのエリアそれぞれにそれぞれの意味があり、
それぞれのエリアのパワーを増やす色や形状、
素材についての解説がある。

風水といえば方位盤や興味のない中国風というイメージだったので、
本を読んだことも実行したこともなかった。
なのでこの本の、
部屋を9等分するという大雑把な方法が気に入ってしまった。

大切なのは、何を飾るかよりもまず、
不用品を減らして部屋に良い「気」が循環するように綺麗に保つこと。
その上で自分が欲しいパワーのエリアを、
そのエリアに相応しく飾ること。

この本を読んでからは、「気」に敏感になるようになった。
部屋の空気が澱んでいる、というのが分かるようになった。

風水の知識がどうこうよりも、この事が一番大きかったかも。

これまではつい散らかしっぱなしにしていた部屋だけれど、
この本を読んでからは腰が軽くなった。
澱んでる…と感じるとすぐ掃除。
部屋も気分もすっきりして、一石二鳥。

深入りするつもりはないけれど、
家具や飾り物の配置を決める参考にはなる。
細かいことまで調べるのは面倒だけれど、
どうせ置くならいい場所に置いて何かいいことがあったらいいな、
という、調子のいい大雑把な私に丁度いい本だった。

[参考サイト]
★「アリス井上のおしゃれ風水」
http://living.aloha-street.com/index.cfm?fuseaction=cmsalice.main&page_id=32
【本】『遠い音』 フランシス・イタニ著
2006.03.10(Fri)
5歳の時に聴覚を失った少女グローニア。
聾学校で世界と結びつく術を身に付けた彼女は、
生涯の伴侶を得るも、夫ジムは出征してしまう。
第一次世界大戦時のカナダを舞台にした、女性の半生記。

遠い音 遠い音
フランシス・イタニ (2005/08/30)
新潮社

この商品の詳細を見る


聴力を持たない人にとって、
世界はどう感じられているのかの描写がとても詳しい。
こういう風に見えているのかと驚かされた。

聴力を持たないグローニアと、聴力を持つジムとが、
互いの世界を理解し合おうとする場面が大変印象的であり、
この本の最も美しいシーンとなっている。

著者は実際に耳の聞こえない祖母がいたためか、
聴力を持たない人への視点がとても優しい。
また、耳の聞こえない人達が世界をどう見ているのかを表す事で、
偏見をなくそうとしてるように思われる。

アイルランドから移民してきた家族の歴史から、
第一次世界大戦終了までを静謐な文体で淡々と描いている。

全体的に淡白すぎるようにも思えたが、
長編にもかかわらず一気に読んでしまった。

耳が聞こえていても聞こえていなくても、
人は皆それぞれの世界を持っている。
互いに尊重し合い、分かり合おうとすることの大切さを感じた。
【本】『人生の意味』 キャロル・アドリエンヌ著
2006.03.09(Thu)
「自分の身の回りに起こる出来事にはすべて意味がある」

人生の意味 人生の意味
キャロル アドリエンヌ (2005/09)
主婦の友社
この商品の詳細を見る


人間には生まれつき備わった「直感力」があり、
それに従えばシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が起こり、
望む本来の人生へと導いてくれる。
そしてさらに次なる高い次元へと導いていってくれる…、
というのが基本テーマ。

シンクロニシティをテーマにしているのは面白かった。
「自分の身の回りに起こる出来事にはすべて意味がある」、
という考え方に貫かれており、
ネガティブな「影」の思考すら、
自分の欠点を見直す手掛かりになるとしている。
「すべては実現可能」だとも。

ありのままの自分であるほど「直感力」は高まり、
シンクロニシティを呼び、
「影」の思考は「直感力」を鈍らせる。

いかに自分の心の声に耳を澄ませることが大切かということに、
改めて気付かされた。
というより、私自身元々こんな考え方だったので、
同意見の人がいたと嬉しくなった。
これもシンクロニシティなのかも?

ありがちなポジティブシンキング本というより、実践書。
対処法等具体的に解説しているので、落ち込んだ時に手に取りたい。

著者は『聖なる預言』シリーズの共同執筆者でもある。
人生の転機人生の転機
キャロル アドリエンヌ Carol Adrienne 住友 進

人生の意味 数秘術マスター・キット―あなたの魂に刻まれた運命を読み解く 神との対話 365日の言葉 聖なる予言 聖なるヴィジョン

by G-Tools



本の中に登場する「人生の目的を見つけた人々」のインタビューに、
瞑想がやたらと出てくる。

瞑想は確かに、いい。
胡散臭いと思われるかもしれないが、
楽な姿勢で座り、数回深呼吸をしたら、あとは体の力を抜くだけ。
これが実に効果がある。

ずっとサボっていたのだが、やる気がしないままついダラダラと。
また始めようと思った。
これもシンクロニ(以下略
【絵本】『やあ、ともだち!』 クリス・ラシュカ 作・絵 泉山真奈美 訳
2006.03.07(Tue)
「Yo! Yes?」という原題で分かるように、
黒人の男の子と白人の男の子が出会って友達になるまでを描いた絵本。

やあ、ともだち! やあ、ともだち!
クリス ラシュカ (1995/08)
偕成社
この商品の詳細を見る


左側のページに黒人の男の子、右側のページに白人の男の子が描かれ、
それぞれ短い単語で会話が交わされていく。

互いにドキドキしたり、びっくりしたり。

この言葉の掛け合いのリズムがとても心地良く、
絵本には珍しいヒップホップのノリ。
イラストも元気さが弾けていて、今にも飛び出してきそうなくらい。

とってもファンキーな絵本。元気が出ます。
お気に入りの一冊。
【本】『虹のヲルゴオル』 橋本治著
2006.03.06(Mon)
録画しておいた第78回アカデミー賞授賞式を見ました。
作品賞を「クラッシュ」が受賞したのはサプライズでしたね。
番組のつなぎに、
あるテーマに沿って編集されたビデオが流されていましたが、
ローレン・バコールが紹介した、
モノクロ映画をテーマにしたビデオが素敵でした。

というわけで今日はこの本なぞ。

虹のヲルゴオル 虹のヲルゴオル
橋本 治 (1991/09)
講談社
この商品の詳細を見る

(表紙はオードリー・ヘップバーンです)

本当は映画評論家になりたかった(らしい)著者の、
女優論にして映画論。
取り上げている女優達は、

オードリー・ヘップバーン
マリリン・モンロー
グレイス・ケリー
ブリジット・バルドー
ソフィア・ローレン
ヴィヴィアン・リー
イングリッド・バーグマン
エリザベス・テイラー
バーブラ・ストライサンド
カトリーヌ・ドヌーブ
フェイ・ダナウェイ
ジューン・アリスン
ジャンヌ・モロー

と、おまけとして
シャーリー・マクレーン

の14人である。

各章ごとに一人とその代表的な作品を取り上げて、
女優論と映画論を論じる形で進んでいく。
個性の違う女優達を取り上げて論じていくことで、
女性論にもなっている。

〜論〜論と繰り返しているが、
著者らしい口語の文体で書かれているので全く堅苦しくない。
難しいことを簡単に読ませてしまうところがこの著者のすごいところ。

女優論としても映画論と女性論しても目からウロコが落ちまくるので、
映画好きの方にはぜひとも読んで貰いたい。

また、この女優達皆知らない、誰?、古い〜という若いお嬢さんから、
この時代の映画が好きだわという女性まで年代を問わず、
女であることって何?と考えたことのある女性に読んで貰いたい。
ヒントが沢山隠されているから。

1冊で3倍美味しい本。
【本】『至福の味』 ミュリエル・バルベリ著
2006.03.05(Sun)
主人公は高名な料理評論家。死の床に就き、最期の時を待つばかり。
数え切れないほどの美食を重ねてきた主人公が、
これまでの人生での「至福の味」を思い出そうと記憶を辿る。

至福の味