【本】『病気にならない生き方』 新谷弘実著
2006.04.30(Sun)
胃腸内視鏡外科医が教える「病気にならない生き方」。

病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める- 病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-
新谷 弘実 (2005/07/08)
サンマーク出版

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健康本や健康雑誌が好きで、結構目を通すのだが、
健康に生きるための諸事については、
ほとんどの本や雑誌は基本的に同じ事柄を述べている。

この本も、「牛乳や乳製品、緑茶がよくない」という主張以外は、
特に目新しいことはなかった。
その主張も、
化学に詳しい人だったらかなり疑問に思うのではという内容。

どうしてこんなにベストセラーになっているのか、
正直なところ分からない。

まあでも、
「30万人以上の胃や腸内を診察し、
これまで死亡診断書を書いたことがなく、
19歳でインフルエンザになって以来病気に罹っていない」
という著者だそうなので、
胃腸の具合が良くないと感じている人なら読んでみるのもいいかも。

健康で長生きするための情報は、真偽を問わず巷に溢れかえっている。
何を信じて取り入れ実践するかは、自分次第。



★「Dr.shinya.com」著者の公式ホームページ
http://www.drshinya.com/index.html
【雑誌】『月刊flowers 2006年06月号』 小学館
2006.04.28(Fri)
月刊flowers公式サイト
 http://flowers.shogakukan.co.jp/

月刊 flowers (フラワーズ) 2006年 06月号 [雑誌] 月刊 flowers (フラワーズ) 2006年 06月号 [雑誌]
(2006/04/28)
小学館

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今月号のラインナップは以下の通り。

『みどりいろの猫』 吉野朔美
『暁のARIA』 赤石路代
『ヨランダ・ボーの薬草』 奈知美佐子
『7SEEDS』 田村由美
『風光る』 渡辺多恵子
『あなたは誰ですか』 萩尾望都

『ドリームランドEXP.』 大竹サラ
『水色童子K.K.』 名香智子
『たんぽぽの綿毛』 小沢真理
『ブロンズの天使』 さいとうちほ
『諸葛孔明 時の地平線』 諏訪緑

『ろまんが』 新井理恵
『デレクとハナのシネマのレシピ』 遠藤佳世
『旅立ちのノクターン』 中村かなこ
『Yesteday,Yes a day』 岩本ナオ
『猫のみた夢』 神坂智子

感想です。

『みどりいろの猫』
 …心象風景を架空の動物等で表わすよくある手。でも意味不明。
『暁のARIA』
 …東海テレビの昼の連続ドラマのような展開希望。
『ヨランダ・ボーの薬草』
 …今月号で一番良かった。
『7SEEDS』
 …残りの5人は誰でしたっけ。
  虹子だけ何のエピソードもないのはなぜ?
『風光る』
 …「ここにはいられない」って、
  そもそもそこにいること自体間違ってるから。
『あなたは誰ですか』
 …このところの記憶障害ブームは一体何なのだろう。

『ドリームランドEXP.』
 …ヒューを戦場やアフリカの飢えた人々の所へ連れて行きたい。
『水色童子K.K.』
 …扉絵でリオン皇太子だ!と。
  一瞬でしたがいい夢見させて頂きました。
『たんぽぽの綿毛』
 …年の離れた兄弟話から、ストーカー誕生話へ…。
『ブロンズの天使』
 …「色恋は思案の外」とは昔の人はよく言ったものですな。
  周囲は迷惑するだけ。
『諸葛孔明 時の地平線』
 …『三国史』を知らない読者は理解出来ているのだろうか。

『ろまんが』
 …コンチと菊花の恋愛話なぞ読みたくない。馬トリオ出して下さい。
『デレクとハナのシネマのレシピ』
 …もっといい映画があると思うのですが。
『旅立ちのノクターン』 
 …絵は好きなのだけれどもストーリーが。惜しいなあ。
『Yesteday,Yes a day』
 …絵もセンスもとても好き。でもこちらもストーリーが。
  小麦自分勝手すぎ。
『猫のみた夢』
 …残念な出来。

うーん、今号は面白くなかった…。
『ヨランダ・ボーの薬草』と『7SEEDS』くらいかなあ。

来月号予告を見ても、食指が動かない…。
最大の目的であるところの萩尾さんももうひとつだし、
そろそろ潮時なのかも。

何か面白い漫画雑誌があったら、教えて下さい。
雑誌よりも、気になる作家の単行本を買った方がいいのかな。
【本】『オニババ化する女たち』 三砂ちづる著
2006.04.27(Thu)
タイトルの功罪ここにあり。

オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す
三砂 ちづる (2004/09/18)
光文社

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女性という生き物に備わっている力を使わないと、
行き場を失ったエネルギーがあらゆる部分に弊害をもたらす、
頭で考えるよりも身体の声を聞こう、自分の身体に敏感になろう、
という著者の主張は特に目新しいものではない。
東洋医学の本を読めば大抵出てくる話であるし、
学説などでも目にすることがある。

月経を不愉快なものだとは思っていないし(むしろ逆)、
出産も経験したいと思っている。

周囲に「結婚なんてするものじゃない」、
「仕事があれば結婚しなくていいんだよ」、
「出産なんて苦しいだけ」と言ってくる人達もいない(むしろ逆)。

そんな私にとっては、著者の主張は至極まっとうに思われた。

それだけに、
タイトルで想像がつくであろう、
妙に挑発的な書き方をする必要があったのかは疑問。

30代以上の独身女性や、
何らかの事情で、
あるいは自らの意思で子供を持たない女性にとっては、
腹が立つであろう文章がやたらと出てくるのだ。

女性が女性特有の力を思う存分使える社会にはまだまだ遠い。
そのためには、
様々な立場や考え方の女性達が団結する必要があると思うのだが、
わざわざ女性同士を敵対させるような書き方はどうなのだろう。

頭の固くなっている独身女性達の考え方を、
柔軟にさせようとする為のブラックユーモア、
のつもりなのかもしれないが、
このユーモアのセンスは時代遅れの上に品がない。

もっと別の書き方があっただろうと思うのだけれど。
【ブログ・サイト】 ヤフーサウンドステーション
2006.04.26(Wed)
ヤフーがこういうことをやっているようです。
http://station.music.yahoo.co.jp/
無料でいろいろな音楽を聴くことが出来ます。

サウンドステーションって何?
http://station.music.yahoo.co.jp/howto/

様々なカテゴリーと音楽。面白そうです。
期間限定番組もあるので、要チェック。
【本】『二時間目 国語』 小川義男監修
2006.04.24(Mon)
国語教科書に掲載された名作を集めた本。

二時間目 国語 二時間目 国語
小川 義男 (2004/01)
宝島社

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収録されている作品は以下の通り。

『朝のリレー』 谷川俊太郎
『スーホの白い馬』 大塚勇三(再話)
『トロッコ』 芥川龍之介
『スイミー』 レオ=レオニ(作・絵)谷川俊太郎(訳)
『春の歌』 草野心平
『注文の多い料理店』 宮沢賢治
『かわいそうなぞう』 土家由岐雄
『高瀬舟』 森鴎外
『永訣の朝』 宮沢賢治
『おみやげ』 星新一
『レモン哀歌』 高村光太郎
『最後の授業』 アルフォンス=ドーデ(作)松田穣(訳)
『初恋』 島崎藤村
『屋根の上のサワン』 井伏鱒二
『蠅』 横光利一
『野ばら』 小川未明
『山月記』 中島敦
『汚れつちまつた悲しみに……』 中原中也
『ごん狐』 新見南吉
『こころ』 夏目漱石
『生きる』 谷川俊太郎

国語の教科書に取り上げられた作品を集めるというのは、
盲点だったなと。
目の付け所に感心しきり。

どの作品も教科書に載るだけあって、清潔感のある物語ばかり。
その点が懐かしさを誘う。

個人的には教科書で読んだものの、
結末を忘れてしまっていた、
『スイミー』を読むことが出来たのが楽しかった。
同様に教科書で読んで号泣した『ごん狐』で、
再び泣かされてしまったり。
『山月記』が高校生に受けるというのも分かるな、と思ったり。

今の年齢になって改めて読み返してみると、
子供の頃に感じたものとはまた違うものが見えてきたりする。

なかなか上手い作品選択。『三時間目』もお願いしたい。
【本】『妖女サイベルの呼び声』 パトリシア・A・マキリップ著
2006.04.21(Fri)
魔術師サイベルの元を訪れた騎士は、その胸に赤子を抱えていた―。

妖女サイベルの呼び声 妖女サイベルの呼び声
パトリシア A.マキリップ (1979/02)
早川書房

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一人の美しい潔癖な少女が成長し、愛を知るまでのお話。

舞台設定が素晴らしく、この作品最大の魅力となっている。
山の中の白い館にただ一人暮らすサイベル。
象牙色の髪と、漆黒の瞳をもつ魔術師。
そんな美少女の周りには伝説の獣たち―。

とにかく幻想的な状況描写が美しい。
いつまでもこの世界に浸っていたくなる。

内容は前述したとおり。
ある意味典型的な少女漫画で、
主人公と同性の私は甘酸っぱい気持ちで読むことが出来る。
男性の感想を聞いてみたいところ。



岡野玲子が漫画化している。
あの繊細なタッチは原作と合うと思う。読んでみたい。
コーリング (Act2)
岡野 玲子
4838711190
【本】『地球の緑の丘』 ロバート・A・ハインライン著
2006.04.20(Thu)
盲目の吟遊詩人ライスリングが遺した歌―
地球の緑の丘」を聴け。

未来史〈2〉地球の緑の丘
ロバート・A ハインライン 矢野 徹
4150106738

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宇宙に進出し始めた時代と人類を想定して書かれた中短編集。
すべて1940年代に発表された作品だが、全く古臭くない。
それというのも、どの作品も宇宙という舞台設定よりも、
そこに生きる人間に焦点が当てられているからだ。

単身で宇宙船を、人類を救う宇宙飛行士、
月面で遭難した盲目の天才ピアニスト、
事故の後遺症に悩む宇宙飛行士、
故郷へ帰ろうとする夫婦etc.

特に表題になっている『地球の緑の丘』に出てくる、
盲目の吟遊詩人ライスリングが遺した歌、
地球の緑の丘」が感動的だ。

ガンダム好きとしては、
地球育ちと月育ちの人間との間で相違が生まれている、
という話も面白かった。
富野氏も読んでいたのかな?

またハインラインといえば『夏への扉』だろうが、
この『地球の緑の丘』にも猫が登場する。

全編を通して、
当時のすべては上手くいくと思っているアメリカ人気質が表れている。
それが多少鼻に付くところはあるが、
著者の人間の良い部分だけではなく、
悪い部分や限界を冷徹に見ている視点は流石。

絶版とは惜しい。
【映画】『レディホーク』 (リチャード・ドナー監督作品 1985年)
2006.04.18(Tue)


昼は鷹、夜は狼。永遠にすれ違う恋人達―。

レディホーク レディホーク
ミシェル・ファイファー (2005/10/28)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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今まで見た映画の中で、最も忘れられないシーンは?
と聞かれたら、何と答えますか?

私の回答は、この作品にあります。

舞台は13世紀中世のヨーロッパ。
清楚な美女ミシェル・ファイファーと、
黒騎士ルトガー・ハウアーは恋人同士。
そんな美女イザボーに横恋慕したのが、土地の権力者である大司教。
自らの想いが叶わぬのならと、大司教はふたりに呪いをかけます。

日のある間はイザボーは鷹に、
日が没している間は黒騎士ナバールは狼に姿を変える、というもの。

イザボーとナバールは、片方が人間である時は、片方が動物の姿。
離れることはなくとも、永遠に言葉を交わすことは出来ないのです。

そんなふたりの前に現れるのが、
脱出不可能と言われる大司教の牢獄から抜け出したスリの少年。
その少年マシュー・ブロデリックを道案内に、
ナバールは呪いを解くべく、大司教の元へと向かう…、
というのが大まかなストーリー。

夜の暗闇の中、
初めて人間の姿を見せるミシェル・ファイファーが、
息を呑むほど美しいです。
切りっ放しのショートヘアがよく似合っています。
そしてその美女が大きな黒い狼を優しく抱き締める姿。
とても耽美な雰囲気で、これも印象的なシーン。

そして最も好きな忘れられないシーンは、
このふたりがほんの一瞬だけ、
人間として互いの姿を見ることが出来たシーンです。
久々に互いの姿を見、手を伸ばしあうも、
手が触れようとするまさにその時、
恋人は鷹となって飛び立ってしまう―。
咆哮するナバール。ふたりを見て涙を流す少年。

完璧な映像とカットなのですよ。
何度見返したことか。

作品自体は愛すべきB級作品というところ。
でも大作よりも、こういう作品の方がなぜか印象に残ったりしますね。



原作本があるとは知りませんでした。
レディホーク
ジョーン・ヴィンジ
4042595014



ルトガー・ハウアーと言えば、この作品も忘れられません。
哀しみのレプリカント。
ブレードランナー 最終版 ― ディレクターズカット
ハリソン・フォード リドリー・スコット
B00005HCZN


ミシェル・ファイファーだと、この作品が好きだったり。
メル・ギブソンにアイスクリームを食べさせるシーンが何とも。
テキーラ・サンライズ
メル・ギブソン ロバート・タウン ミシェル・ファイファー
B000F3N5EA

映画自体はあまり…ですが、サントラはなかなか。
テキーラ・サンライズ(オリジナル・サウンドトラック・アルバム)
アン・ウィルソン&ロビン・ザンダー デュラン・デュラン クラウデッド・ハウス ジギー・マーリィ&ザ・メロディ・メーカーズ エヴァリー・ブラザース&ビーチ・ボーイズ アンディ・テイラー ザ・チャーチ ボビー・ダーリン デイヴ・グルーシン&リー・リトナー
B000025IO0

あ、これも忘れてはいけないかも。
鷹といい、猫といい、動物顔ですね…。
バットマン リターンズ
マイケル・キートン ティム・バートン ダニー・デビート
B00008IYOQ
【音楽】『美女とペット』 アン・マーグレット&アル・ハート
2006.04.16(Sun)
美女と野獣(失礼)のチャーミングなデュエットアルバム。

美女とペット(紙ジャケット仕様) 美女とペット(紙ジャケット仕様)
アン・マーグレットとアル・ハート、アン・マーグレット 他 (2004/08/25)
BMG JAPAN

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とにかく聴いていて楽しくなる1枚。

アン・マーグレットの小股の切れ上がった、
セクシー且つお茶目なボーカルと、
ちょっと情けなさ風情の漂うハートの歌声がとてもよく合っていて、
ふたりの温かな掛け合いには、
本当に楽しく優しい気持ちにさせてもらえる。

お姫様と熊さんなどと言ったら失礼かもしれないが、
その通りだったり。

しかしその熊さんは只者ではなく、
本業のトランペットが見事で、歌声のよう。
そのトランペットの音色も温かく、
マーグレットを大人の魅力で包み込んでいる。

ちょっと落ち込み気味だったので引っ張り出して聴いてみたが、
大正解だった。

試聴はこちら。
http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?KEY=BVCJ-37403
【写真集】『Cats up close』 Vicki Croke
2006.04.15(Sat)
様々なの写真を集めた、約11cm四方の小さな写真集

Cats Up Close (Tiny Folios (Hardcover)) Cats Up Close (Tiny Folios (Hardcover))
Vicki Croke (1998/11)
Abbeville Pr

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動物を「可愛く」撮ろうという“狙った”写真は苦手なのですが、
これはギリギリセーフ。

てのひらサイズの小さな写真集ですが、
いろいろな種類のが登場します。

ってどうしてこんなに魅力的なのでしょうね。

動物が苦手な私は、これまでも犬も飼ったことがなければ、
これからも予定はなし。
それでもなぜかには惹かれます(には避けられますが…)。

の登場する漫画も好きで、
との生活を疑似体験をしてうっとりしてみたり。
サバの秋の夜長サバの秋の夜長
大島 弓子

サバの夏が来た グーグーだって猫である グーグーだって猫である〈2〉 ロストハウス 綿の国星 (第3巻)

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あと忘れちゃいけないのが、最近ではこれでしょうか。
きょうの猫村さん
ほし よりこ
4838715951


と暮らしてみたいのだけれども、
トラウマになっているのです、
これが(ではなく、主人公が悪いのだけれども)。
The Black Cat and Other Stories (Penguin Reading Lab, Level 3)
Edgar Allan Poe
0582417740
【漫画】『エリア88』 新谷かおる著
2006.04.13(Thu)
砂漠の基地から生還するには3年の契約期間を生き延びるか、
150万ドル(連載当時は3億円)を支払うかの他に道はない―。

エリア88 1 (1)エリア88 1 (1)
新谷 かおる

エリア88 3 (3) エリア88 2 (2) エリア88 4 (4) エリア88 5 (5) エリア88 6 (6)

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言わずと知れた新谷かおるの大ヒット作品。

嫉妬に駆られた親友に裏切られ、
傭兵パイロットとして中東の砂漠基地「エリア88」に売られた、
主人公風間真
生きて帰国する為とはいえ、人を殺すことに悩み、
日本にいる恋人を思い焦がれ、
親友にこの仕打ちの理由を問い正したい…。
ストーリーの前半は、
悩む真=シンと、基地の傭兵達の物語となっている。

しかし中盤からはスケールが大きく展開する。
エリア88」は中東の紛争に巻き込まれ、
シンの親友神崎の企みは、
「嫉妬に駆られた」という単純なものではないことが分かり、
またシンも神崎と対抗していくことになる。

学生の頃に熱中して読んだ作品。
登場する戦闘機に胸躍らされ、
様々なタイプの傭兵達のエピソードに涙し。
特に中盤からの政治や経済を取り込んだ戦いは、
今の方がより理解出来そうに思える。

細かい部分は忘れてしまったので、また読み直したいと思っている。
それというのも…

先日「GyaO」でアニメを見たのだが、あまりのひどさに絶句。
2004年1月よりテレビ朝日、アニマックスにて放映されたものらしいが、
CGを使った戦闘機のファイトシーンは美しいものの、
肝心のストーリーが…。
オリジナルキャラクターを狂言回しの主人公にしたり、
説明不足すぎたりと突っ込みどころ満載。

4月16日正午まで、全12話を無料で見ることが出来るが、
原作の魅力が全く表現出来ていない。
http://www.gyao.jp/sityou/catelist/pac_id/pac0000781/

昔見たこちらの方がずっと良かったという記憶が。
風間真=故・塩沢兼人だなあ。
B00006GJBEエリア88 燃える蜃気楼
塩沢兼人 安原義人 玉川砂記子
キングレコード 2002-10-02

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サントラがまた良かった。「How Far to Paradise」は名曲。
エリア・88
イメージ・アルバム 山際祥子 リンダ・ヘンリック
B00005F65R


今こそまた読み返したい作品。



新谷作品では日本の航空自衛隊を舞台にしたこちらの作品もおすすめ。
こちらはコミカルで明るいストーリー。

ファントム無頼 1 (1)
新谷 かおる 史村 翔
4091227112


新谷かおる公式サイト
http://www.area88.jp/
【本】『春にして君を離れ』 アガサ・クリスティー著
2006.04.12(Wed)
どんな仕掛けよりも人間こそが何より一番怖ろしい。

春にして君を離れ 春にして君を離れ
アガサ・クリスティー (2004/04/16)
早川書房

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主人公ジョーンは、
何不自由ない生活に満足している英国上流階級の中年女性。
愛する夫、子供達。
そして自分も、同年代の女性に比べたら若くて美しい…。

そんなジョーンが、異国に住む娘の病気見舞いからの帰途途中、
自分の内面を見つめざるを得ない状況に。

自分が見ている世界と、
周囲から見られている自分との違いに気が付き始めるジョーン。
彼女はこれまでの自分に初めて疑問を抱き、改めようと決意する。

そして大団円へ!…と思わせておいて、さすがはクリスティー。
恐ろしく怖ろしいラストが待っている。

人間とその人間達の関わりを見つめる、著者の鋭い人間観察眼に敬服。



1944年作品。
推理小説ではない為、
四半世紀以上著者が自著であることを隠してきた作品。
【ブログ・サイト】桜吹雪
2006.04.11(Tue)
長引く風邪のおかげでお花見に行けず、
フラフラする体を引き摺っての通勤電車の車両から、
ちらりと垣間見たのみの桜。

ネット徘徊している中で見つけ、
癒され、元気付けられた桜の写真2点。
まずは、

http://www.1101.com/photograph/2006-03-31.html
「ほぼ日刊イトイ新聞」http://www.1101.com/
写真がもっと好きになる。菅原一剛の写真ワークショップ。
第16回 桜の花びらが、はらはらと散る理由。」より、最初の1枚。
レッツ・クリック。美しい桜吹雪。癒された…。

桜といえば、
おそらく↑の写真のように撮影するのが定番だと思われるが、
こんな撮り方があったのだと感激したのが次の1枚。

http://nozomi.txt-nifty.com/nozomi/
「NOZOMI-WEB.COM」(廣山望公式サイト)内
「Apr 04, 2006 午後練習」参照

こちらもクリック。
桜といえば儚げという印象で、
決して健康的なイメージはなかったはず。

ところがこの写真の桜の元気なこと!
強い風が吹いていることがはっきりと分かる躍動感。
微妙に右下下がりになっているのも功を奏しており、
青い空といい、そこに飛び散って舞う桜の花びらといい、
桜の写真を見て元気が出たのは初めてだった。

ちなみに撮影者は現役プロサッカー選手。
この人の撮影する写真は好きで、
いつも更新を楽しみにしていたりする。
【本】『心身自在』 アンドルー・ワイル著
2006.04.10(Mon)
体の不調に悩む人へ、
自発的治癒力を引き出す「八週間プログラム」。
その実践方法と解説。

心身自在 心身自在
アンドルー ワイル (1999/06)
角川書店

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今月初めから引いた風邪がまだ治らなくて辛い。
最近の不摂生が祟ったという自覚があったので、
引っ張り出してきたのがこの本。

自己治癒力を高める生活へとシフトチェンジする、
具体的な方法が述べられている。
その目安が約「八週間」。
一週目はこうする、二週目は…という具合で、
八週目までのすごし方の解説をしている。

個人的に気に入っている点は、
食・運動・精神面・環境と総合的なアドバイスになっているところだ。

正直なところ、
この本の内容通りに完璧にやり遂げられる人はいないだろう。
でも、最も大切なのは、書いてある通りにやり遂げることではなく、
自発的治癒力を引き出す為の生活を体験してみる点にあると思う。

著者も強制はしていない。
「今の生活にこれを加えてみて」というのが基本的なスタンスだ。
とにかく出来ることからやってみる。
気が付いたら何となく調子がいい…となっていたらしめたものだ。

今の生活の不健康さを自覚していても、一人では何も出来ない。
そんな時に、助けの手を差し出してくれる本。



この本は『癒す心、治る力 実践編』を改題出版したもの。
改題しない方が良かったと思われる。


●著者の最新作。
「アンチエイジング」に対するアンチテーゼ、らしい。
ヘルシーエイジング
ヘルシーエイジング
アンドルー ワイル Andrew Weil 上野 圭一

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ワイル博士の健康相談 (3) 女性のからだ
若返る人―50歳のまま、80歳、それ以上を迎える方法
by G-Tools

●オリジンズと化粧品を開発した模様。
最新作の帯に付いている引換券を持っていくと、
試供品がもらえるそうだ。
詳しくはこちら。
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200508000075
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200604-02/

●『ダ・ヴィンチ』5月号内に著者近影とインタビューあり。
http://web-davinci.jp/contents/guide/index.php
【漫画】『クマの掌』 鈴木志保著
2006.04.08(Sat)
ほんの小さな半ページの至福。

『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)という月刊誌があります。
http://web-davinci.jp/contents/guide/index.php

本の情報がギュッと詰まった雑誌で毎号購入しているのですが、
この雑誌の中央に、ミニサイズのザラ紙の部分があります。

そのひっそりとしたスペースの、
ほんの半ページに連載されているのが、
『クマの掌』というエッセイ漫画です。

本当に小さなスペースであるのにも関わらず、
この場所だけは静謐感漂う独特の空間となっています。
こういう描き方があるのだなあと今でも読む度に驚かされます。

毎号切り取ってはファイルに入れています。
静かな夜に読み返したくなるのです。
単行本化して欲しい作品です。
【本】『アルケミスト 夢を旅した少年』 パウロ・コエーリョ著
2006.04.07(Fri)
「毎日の中に永遠があるのだ」

アルケミスト―夢を旅した少年 アルケミスト―夢を旅した少年
パウロ コエーリョ (1997/02)
角川書店

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スペインの羊飼いの少年サンチャゴの宝探しの旅を通して、
人生とは何かを語る物語。

砂漠とオアシスの情景など、舞台設定も美しく華を添えている。

巷にはありとあらゆる“人生論”を騙る本があるが、
この小さな文庫本1冊だけで充分。

読む度に前回とは違う個所が心に響く、不思議な本。

こんな綺麗事…と鼻で笑い切れない「何か」がこの本にはある。



★「Paulo Coelho - official site」
パウロ・コエーリョ オフィシャルサイト)(英語)
http://www.paulocoelho.com.br/engl/index.html
アルケミスト』のプロローグや、
その他幾つかの小説(英文)を無料ダウンロード出来ます。
なかなか凝ったサイトです。
【本】『風邪の効用』 野口晴哉著
2006.04.05(Wed)
風邪は治すものではなく経過するもの。

風邪の効用 風邪の効用
野口 晴哉 (2003/02)
筑摩書房

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子供の頃から体の変調には人一倍敏感で、
喉が痛むと風邪を引いたらどうしようと不安になり、
熱が出ようものならパニック状態になっていた。

成人してからもそれは変わらず、
7度台後半で真っ青になって病院に行っては笑われる始末。

そんな私を楽にしてくれたのがこの本。

風邪は体の偏りを正してくれる自然の健康法であり、
自然に経過すれば蛇が脱皮するかのごとく、
新鮮な体になることが出来る―。
風邪は体をリセットしてくれるものなのだ。

逆に全く風邪を引かない人は体が鈍ってしまっている人であり、
そんな人ほど大病をする…。

この考え方は目からウロコだったと同時に、
風邪に対する考え方が百八十度変わった。
それ以来、風邪を引くことが怖くなくなったし、
疲れてくると「風邪引かないかな…」とさえ思えるようになった。

具体的な風邪の対処法も載っており、
その中には自分がしていた方法があったので、
この本への信頼が増した。

風邪を引いた時の精神面についての著述があるのも珍しく、面白い。
整体の専門用語が出てきて分かり辛いところがあることだけが難点。



実は只今風邪でダウン中。
著者によれば四月の風邪は「春の大掃除」だそうなので、
掃除が済むのを待つことにする。
それでは、お休みなさい。
【写真集】「JAZZ」 William Claxton
2006.04.03(Mon)
1950〜60年代にかけて活躍したジャズミュージシャンのポートレイト。
1枚1枚がポストカードになっている写真集

Jazz (Postcardbooks) Jazz (Postcardbooks)
William Claxton (1997/08)
Taschen America Llc

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この時代のジャズが好きな私にとっては嬉しい写真集
マイルス・デイビス、チャーリー・パーカー、チェット・ベイカー、
ジョン・コルトレーンなどなど、
当時を代表するジャズミュージシャンのポートレイトが30枚。
どれも素晴らしい写真ばかりで、
ポストカードして使うことなどとても出来ない。

ほとんどがモノクロームの写真。
ミュージシャン達の一瞬の表情を捉えているのだが、
自分もそこにいるかのような臨場感。

また、ミュージシャン達の内面が伺える一瞬を見事に捉えている。

クラックストンの事は、
チェット・ベイカーのCDジャケットを撮影したフォトグラファーということで知った。
ベイカーはクラックストンのお気に入りの被写体だったようで、
こんな写真集も出版されている。

Young Chet: The Young Chet Baker
William Claxton
382389966X

William Claxton オフィシャルサイトを発見。おお、何て素敵。
美しい写真とジャズの旋律が出迎えてくれる。
過去の作品から最近の作品まで見られるのが嬉しい。
ファッションの写真や俳優の写真も撮っているとは知らなかった。

William Claxton オフィシャルサイト
http://www.williamclaxton.com/movie.html

ドキュメンタリー映画も製作されていた。見なくちゃ。
JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ
ドキュメンタリー映画
B00024Z7L6


最新作はCD付き写真集の模様。高いな…。でも欲しい。
Jazzlife: A Journey for Jazz Across America in 1960
William Claxon Joachim E. Berendt William Claxton
3822830666

こちらはハードカバーバージョン。手が出ない…。
William Claxton: Jazzlife William Claxton: Jazzlife
William Claxton (2006/07/01)
Taschen America Llc

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カレンダーが発売された模様。
William Claxton, Jazzlife 2007 Calendar William Claxton, Jazzlife 2007 Calendar
William Claxton (2006/08)
Taschen America Llc

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その他参考商品。
Jazz Seen (Jumbo) Jazz Seen (Jumbo)
William ClaxtonWilliam Claxon 他 (1999/05/30)
Taschen America Llc
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Jazz Seen: 30 Postcards (Postcardbooks) Jazz Seen: 30 Postcards (Postcardbooks)
William Claxton (1999/09/24)
Taschen America Llc
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Jazz Jazz
William Claxton (1996/10)
Chronicle Books
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【本】『ラジオ深夜便料理帖―保存版「ミッドナイトクッキング」 』 NHKサービスセンター 編纂
2006.04.02(Sun)
NHKラジオ「ラジオ深夜便」内「ミッドナイトクッキング」の書籍化本。

ラジオ深夜便料理帖―保存版「ミッドナイトクッキング」 ラジオ深夜便料理帖―保存版「ミッドナイトクッキング」
NHKサービスセンター (2004/10)
NHKサービスセンター

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ラジオ深夜便」という番組がある。
毎晩11時台から翌朝5時まで放送されている、NHKラジオの名物番組だ。
ゆったりとして静かな語り口は、寝付けない夜には最適。
時折私も聞くことがあるが、ある夜衝撃的な番組に出会ってしまった。

ミッドナイトクッキング」である。

料理番組はテレビで放送するもの、という思い込みを、
瞬時に粉砕されてしまった。
材料を切る音、油が跳ねる音、炒める音、煮込む音。
普段は聞き流している音が、
ラジオを通すとこんなにも聞いている側の想像を掻き立てる、
魅力的な音だったとは。

料理を担当する料理研究家・浜口ひろみさんの乙女チックな話し声と、
合いの手を見事に入れる室町澄子アナウンサーの掛け合いも楽しい。

リスナーのほとんどを占めるであろう年代を対象にしているせいか、
料理は二人分で、簡単な作り方、そして低カロリーである。

内容はこんな感じ。
http://www.nhk-sc.or.jp/ryourichou/

料理の写真と文字が大きめに掲載されており、
本自体も番組同様ゆったりとした印象。
ヘルシーな食事に興味がある人、料理初心者の人にもおすすめだ。



室町澄子アンカーと浜田ひろみさんの「ミッドナイトクッキング」は、
奇数週の金曜日午前0時台放送―らしいが、以下でチェックを。
NHKラジオ 「ラジオ深夜便
http://www.nhk.or.jp/radiodir/shou/shinya/shin.html

★パート2も発売中。
ラジオ深夜便料理帖 (パート2) ラジオ深夜便料理帖 (パート2)
NHKサービスセンター (2005/11)
NHKサービスセンター

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内容はこんな具合。
http://www.nhk-sc.or.jp/ryourichou2/
【本】『デッドエンドの思い出』 よしもとばなな著
2006.04.01(Sat)
デッドエンド(袋小路)に追い込まれても、
それもいつかは「思い出」になる―。

デッドエンドの思い出 デッドエンドの思い出
よしもと ばなな (2006/07)
文藝春秋

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誰にでも袋小路に追い詰められたような経験があると思う。
もがけばもがくだけ深みにはまり、すべてが真っ暗に見える時期。

それでも気が付けば自分は生きていて、
振り返るとあれがあったからこそ今の自分がある、
なんて思えてしまったり。

この本には、
そんな暗闇から光の中へと戻っていく過程を描いたストーリーが、
5つ収録されている。

どれも「もうだめだ…」と思っていた頃の自分を、
そこから少しずつ浮上していく自分を、
懐かしく思い出させてくれる。

そして著者は、
「だめだと思っても大丈夫だったでしょ」
「これからだって大丈夫」
そう静かに優しく囁きかけてくれるのだ。