【本】『夏の家、その後』 ユーディット・ヘルマン著
2006.06.04(Sun)
初めて読んだ現代ドイツ文学。

夏の家、その後 夏の家、その後
ユーディット・ヘルマン (2005/07/02)
河出書房新社

この商品の詳細を見る


9つの短編が収められている短編集。

どれも女性らしい感性で、
日常生活の一部分を切り出し、描いている。

しかし、どれもどうも物足りない。

いかにもドイツらしい(勝手な偏見だが)、湿っぽさと暗さも、
読んでいて陰鬱な気分にさせられる。

最後の3作品、
表題作、「カメラ=オブスキュラ」と、
「オーダー川のこちら側」が良かったかなというくらい。

あとがきによれば現在まだ30代の著者は、
「現代ドイツ文学に現れた久々のスター作家」だそうだが、
正直なところ、ピンとこなかった。

それでも、初めて読んだ現代ドイツ文学作品。
他の作家も読んでみたいと思った。