【映画】『哀愁』 (マーヴィン・ルロイ監督作品 1940年 米国)
2006.07.31(Mon)
キャンドルライトの中「蛍の光」にのせて踊るふたり―。![]() | 哀愁【字幕版】 ビビアン・リー (1997/01/01) ワーナー・ホーム・ビデオ この商品の詳細を見る |
第二次世界大戦下の悲恋を描いたメロドラマ。
主役のふたりは当時の美男美女俳優、
ロバート・テイラーとヴィヴィアン・リー。
何といってもヴィヴィアン・リーが可憐。
「風と共に去りぬ」で一躍有名になった人ですが、
この人は上品さと俗悪さを併せ持つ役柄がピッタリ。
スカーレット然り、ブランチ(「欲望という名の電車」)然り。
この作品でも、その魅力を存分に発揮。
ラストの追い詰められて決心する表情は、いつ見ても息を呑みます。
★今回はこちらで視聴
http://bbservice.yahoo.co.jp/contents/movie/selection/detail/index02.html
★「風と共に去りぬ」(無料視聴可)
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00041/v00056/v0005600000000199529/
★この本も良かったです。
ヴィヴィアン・リー / 清水俊二、アン・エドワーズ 他
★この中のヴィヴィアン・リー論も良いです。
虹のヲルゴオル / 橋本 治
【新書】『99・9%は仮説』 竹内薫著
2006.07.29(Sat)
世の中はすべて仮説で出来ている、らしい。![]() | 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 竹内 薫 (2006/02/16) 光文社 この商品の詳細を見る |
・世の中はすべて仮説で出来ている
・常識は仮説にすぎない
ということを科学の歴史と共に解説していき、
なので固定観念を持つことなく、
頭を柔らかくしておきましょう〜、という本。
完全な文系人間の私にとっては、
ガリレオからアインシュタイン、ホーキングに至る、
科学の様々な理論の解説は面白かった。
ただしあくまでも新書。
解説といってもほんの触りだけだし、
実際に科学を学んだ人はどう思うのかなという程度。
理系の人だったら突っ込み甲斐がありそうな内容という印象でもある。
ネット口調の文体も、好みが別れると思う。
文系人間にとっては聞いただけで思考停止する単語の解説を、
気軽に楽しめる本。
【雑誌】『月刊flowers 2006年 09月号』 小学館
2006.07.28(Fri)
田村由美・小玉ユキ・岩本ナオ、ですな。![]() | 月刊 flowers (フラワーズ) 2006年 09月号 [雑誌] (2006/07/28) 小学館 この商品の詳細を見る |
今月号のラインナップは以下の通り。
http://flowers.shogakukan.co.jp/magazine/magazine_52.html
『7SEEDS』(田村由美)はストーリー展開が上手い。引っ張る引っ張る。
難を言えば、グループが多いので、
1つのグループの話になっている間に、
他のグループを忘れてしまうこと(私だけ?)。
今回は甲子園が登場。虎ファンとしては堪らないものが。
『猿の惑星』で米国人が自由の女神を見るようなもの(違うか)。
『さよならスパンコール』(小玉ユキ)は今月号で一番好きだった。
ふとした瞬間を捉える絵柄も視点もとても好き。
ただ人魚シリーズはそろそろ飽きてきたので、他の話を読んでみたい。
★小玉ユキ公式サイト「silo」
http://www012.upp.so-net.ne.jp/kodamayuki/
『Yesterday,Yes a day』(岩本ナオ)は独特の絵と雰囲気がいい。
ただ、説明不足の感あり。
小麦の気持ちが分からない多喜二な気持ちの私。
あと、
メンソレータムの女の子のような女子高生のお話『放課後の国 保健体育と♂と♀』(西炯子)と、
相変わらずカッコイイ漂泊の婦女子ぶりの『ドリームランドEXP.』(大竹サラ)も楽しかった。
『煽り橋』(奈知未佐子)も季節に合った、それでいて意外な展開で良かったな。
来月号の予告はこちら。
http://flowers.shogakukan.co.jp/magazine/magazine_142.html
小沢真理と中村かなこはもういいです。
★月刊flowers
http://flowers.shogakukan.co.jp/fla_top01.html
【本】『エレンディラ』 G. ガルシア=マルケス著
2006.07.27(Thu)
南米の民話集のような中短編集。エレンディラ / G. ガルシア・マルケス、ガブリエル ガルシア・マルケス 他
![]() | LA Increible Y Triste Historia De LA Candida Erendira Y De Su Abueladesalmada/Innocent Erendira Gabriel Garcia Marquez () Continental Book Co Inc この商品の詳細を見る |
『百年の孤独』を読んだ時の衝撃は忘れられない。
その『百年の孤独』の後に出版されたのがこの本。
6つの短篇と、中篇が1つ収められている。
どれも南米に伝わる民話のようだった。
土の匂いのする幻想的な物語。
印象に残ったのが、最初の3篇と、最後の中篇、
『無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨な物語』。
最初の3篇は余韻がとてもいい。
中篇はストーリーは確かに悲惨だけれども、
ラストは爽快だったりする。
映画になるなと思っていたら、やはり映画化されていた。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11487/
蜷川幸雄氏によって舞台化もされたようですね。
見てみたかったな。
【スポーツ】ブラジル監督に元磐田ドゥンガ氏
2006.07.25(Tue)
「闘将」代表監督に。http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20060725000.html
![]() | PROFESSIONAL勝者の条件―勝ち残る者と敗れ去る者の違いとは ドゥンガ (1998/10) 経済界 この商品の詳細を見る |
いや驚いた。
ブラジルサッカー連盟はジーコを見ていなかったの?
と皮肉ってみたり。
案の定ブラジルでも賛否両論らしい。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20060725014.html
磐田サポとしては恩あるお人なので、
上手くいくことを願うのみなのですが。
それにしてもサッカーといい野球といい、
現役選手よりも、
監督やコーチの方に親近感が湧くようになってきてしまいましたよ。
年を取るってこういうことなのね。
高校球児より年上になったことが最初のショック、
次が“トシちゃん25歳”を越えてしまった時、
そして現役選手よりも、
監督やコーチについての知識があるようになった時が…。
…もうやめとこ。
【本】『地下鉄のザジ』 レーモン・クノー著
2006.07.23(Sun)
田舎から出てきた少女ザジの、パリでの2日間の物語。![]() | 地下鉄のザジ 生田 耕作、レーモン・クノー 他 (1974/10) 中央公論新社 この商品の詳細を見る |
今から50年近く前に書かれたとは思えない、新鮮味のある小説だった。
「けつ喰らえ!」が口癖のやんちゃな少女ザジと、
彼女に振り回されながらも大人な様々な登場人物達。
全体を通した疾走感、目に浮かぶカラフルな背景、
ドタバタ喜劇に相応しいエンディングに加えて、
ラストでの意外なオチが小洒落ていてニヤリとさせられた。
いかにもフランス的でエスプリが効いていて、
1本の映画を見たようだった。
『アメリ』が好きな人なら、この作品も好みだろうと思う。
実際に映画化されているらしく、しかも監督はルイ・マル。
これは見ないと。
| 地下鉄のザジ カトリーヌ・ドモンジョ (2006/06/24) 紀伊國屋書店 この商品の詳細を見る |
【本】『野性の呼び声』 ジャック・ロンドン著
2006.07.22(Sat)
厳寒の地へ送られた犬バックの物語。![]() | 野生の呼び声 フィリップ ミュンシュ、ジャック ロンドン 他 (1999/09) あすなろ書房 この商品の詳細を見る |
米国の裕福な屋敷で何不自由ない生活を送っていた犬バック。
ある日突然盗まれ、売られ、
アラスカ氷原で橇犬として生活することになる。
極寒の地での苦しい生活がバックの野性を呼び起こし…。
魅力的に感じるのは、
カタルシスを得られるヒーロー物語になっているところにあると思う。
選ばれし者(犬)の物語。
それに犬から見た人間の長所と短所というスパイスと、
人間も持つ大自然への郷愁を誘われる辺りで、
惹き込まれるのだと思った。
画像掲載した本は『野生の呼び声』。
私が持っている本は『野性の呼び声』(大石真訳 新潮文庫)。
野性の呼び声 / ジャック・ロンドン
こちらは子供向けらしいけれど、さらにタイトルが違う。
| 荒野の呼び声 ジャック・ロンドン、海保 真夫 他 (1997/12) 岩波書店 この商品の詳細を見る |
なぜゆえ3通りにしたのやら。
【本】『アンダスン短編集』 シャーウッド・アンダスン著
2006.07.21(Fri)
『ワインズバーグ・オハイオ』の著者による短編集。![]() | アンダスン短編集 アンダスン (1976/07) 新潮社 この商品の詳細を見る |
今から100年近く前のアメリカの田舎町を舞台にした短篇が、
10作品収められている。
どの作品もすべて、著者の心のつぶやきのような気がした。
舞台がどこであれ、登場人物が誰であれ、何歳であれ、
すべては著者が思ったことを書いてあるように感じた。
著者の言いたいことの為に作中の様々な設定をしている、
と言ったら言い過ぎかもしれないけれども。
そんな著者の心のつぶやきとは、とても真面目なもの。
孤独で寡黙な登場人物達を通して、人生と人間を見つめている。
最も印象に残ったのは、『悲しいホルン吹きたち』。
大人になるというのはどういうことのなのか、また、
子供から成人へと移り変わる時期の不安定さ、
先の見えない不安感などを見事に表現している点と、
そんな少年を勇気付けるラストがとても良かった。
暗い作品がほとんどの中で、救われた。
『そのわけが知りたい』も、
純粋な少年が大人に幻滅する瞬間を捉えていて、
あったな、こういうこと…としみじみしてしまった。
最後の『トウモロコシ蒔き』は、
我が子を失った老夫婦の話。
読後じわじわと来るものがある。
【音楽】『CORINNE BAILEY RAE』 コリーヌ・ベイリー・レイ
2006.07.20(Thu)
夕暮れに聴きたい1枚。![]() | コリーヌ・ベイリー・レイ コリーヌ・ベイリー・レイ (2006/07/12) 東芝EMI この商品の詳細を見る |
ソウル、ブルース、ジャズを下敷きとした、
ナチュラルな楽曲が非常に好み。
聴いているとほっこりする。
舌足らずな歌い方と、
地声のカラカラした声には好みが別れるかも。
でもファルセットの声が混じると聞きやすくなるので、
すぐ耳なじみが良くなると思う。
ロリータ風味でソウル色の強めなシャーデー、という印象。
どちらもUK出身でバックグラウンドも似ているかも?
夕暮れから夜にかけて聴きたい1枚。
愛車の中で、お気に入りのソファでぜひ。
試聴はこちらから
http://intl.jp/sp/0607cbr/pb/
【本】『マーティン・ドレスラーの夢』 スティーブン・ミルハウザー著
2006.07.19(Wed)
世紀末のニューヨークで、マーティンの見た夢は。![]() | マーティン・ドレスラーの夢 スティーヴン ミルハウザー (2002/07) 白水社 この商品の詳細を見る |
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