【本】『ボンボンと悪夢』 星新一著
2007.08.01(Wed)


ショート・ショート36編を収録



ボンボンと悪夢 (新潮文庫) / 星 新一

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yom yom (ヨムヨム) 2007年 07月号 [雑誌] yom yom (ヨムヨム) 2007年 07月号 [雑誌]
(2007/06/27)
新潮社

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において星新一ミニ特集がありまして、ショート・ショートが3作品掲載されていました。
その中の『鍵』という作品が良かったので、他の作品も読んでみようとトライ。

36編のショート・ショートが収録されています。
前半はSFや現実社会でのファンタジーのような幻想的な作品があって楽しかったのですが、
後半はほぼ同じような話で多少退屈してしまいました。
『鍵』以上の作品に出会うことは出来ませんでした。残念。

ショート・ショートでも、
読後にオチがそうきたかということ以外にもうひとつ、
何かが欲しいのですよね。

その点において、『鍵』は余韻がとても良かったので印象に残りました。
『鍵』は、道端で偶然鍵を拾った男がその鍵の使い場所を探して旅に出るが…というお話。
鍵を小道具に人生を語ります。
普通ショート作品はオチでニヤリとさせられるものが多いと思うのですが、
この作品はオチの後に考えさせられてしまうのです。
さらに作品全体に漂う幻想的な雰囲気といい、奥深くて素敵なショート作品になっています。

星新一作品を読んだのはこれが初めてなのですが、
ファンタジー風というよりは現実的な作風の人なのかな。

ちょっと何か読みたい、という時に良い本だと思います。
おすすめの作品があったら教えて下さい。


妄想銀行 妄想銀行
星 新一 (1978/03)
新潮社

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『鍵』が収録されています。



星新一 一〇〇一話をつくった人 星新一 一〇〇一話をつくった人
最相 葉月 (2007/03)
新潮社

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こちらは著者について書かれた本です。