【雑誌】『モーニング2 2008年 6/1号』 講談社
2008.05.02(Fri)
今号は『不思議な少年』でしょう。
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今号の目次はこちらからどうぞ。↓
http://www.e-1day.jp/morning2/magazine/
感想なぞ。ネタばれを含みますのでご注意を。
『COPPERS』 オノ・ナツメ
…新連載。NYPD(ニューヨーク市警)を舞台にした物語。
今回は登場人物をざっと紹介、という感じ。
顔と名前が覚え切れないのですが、その内キャラ立ちしてくるのでしょう。
アメリカ警察モノは好きなので、これからが楽しみです。好感触。
『聖☆おにいさん』 中村光
…公園に遊びに出かけたブッダとイエス。面白かったです。
いつもながら仏陀やキリストの逸話とネタを上手く絡めているなあと感心。
『世界の終わりの魔法使い〜小さな王子さま〜』 西島大介
…最終回。これだけ可愛い絵が描けるのに、ストーリーがなあ…。惜しい。
何とか収拾を付けて終わらせたのは良かったです。
『不思議な少年』 山下和美
…今号で出色の出来。ここ数回はもうひとつ…という作品が続いていましたが、特大ホームラン。
顔を真っ白に塗り、フリルの付いたドレスを着た初老の女性、リリィ。
“横浜のメリーさん”が元になっているのだと思いますが、彼女の生き方が切なくも美しいです。
『名探偵金田畑ホーナンボの事件簿』 城戸みつる
…この作品、面白かったです。思わぬ拾い物。
14ページで殺人事件を解決しないといけない、名探偵金田畑ホーナンボの話。
主人公を追い詰め眉間に銃口を突きつけながらも、
延々と自分の過去や主人公への恨みつらみ等を話し続ける悪役に、
そんなこと話していないで早く引き金を引けよ…と思ったことのある人なら大爆笑だと思います。
『ポテン生活』 木下晋也
…4コマ漫画です。ネタも絵柄も脱力系。もう少し特徴が欲しいですね。
『羣青』 中村珍
…逃避行が続きます。今回は濃いです。疲れている人は回復してから読みましょう。
事件は大きく取り上げられ、主人公二人も週刊誌の表紙ネタになっていますが、
この先どうなるのでしょうか。楽しみです。
『前夜祭』 小田扉
…学校嫌いだった者としては、この雰囲気は駄目です。パス。
逆に言えば学校の閉鎖的な雰囲気や人間関係などを、それだけリアルに描けているわけです。
『×天[ばってん]』 安宅十也
…最終回。強引な力技でこれまでの伏線やら何やらの収拾をすべて付けた、という感じ。
取って付けた感は否めませんが、纏めたのは良かったです。
『変ゼミ』 TAGRO
…着ぐるみについての変態的考察。
今回は何とか読めましたが、不愉快なのは相変わらず。
『小田原小鳩』 鈴屋あやめ
…最終回。メイン4人の知人が玉の輿結婚。ひたすら4人の愚痴を読まされます。ウンザリ。
おまけに「次回から新連載開始予定!」でさらに鬱。
前回の仕事話は良かったのに、なぜ女の愚痴話に戻してしまったのかな。
この路線でいくのなら、女性誌に移って欲しいです。
『超絶変身!!アースカイザー』 くぼたまこと
…田中さんに間違われた魔人メイゲルの話。何のひねりもなく、いまひとつ。
『惑星スタコラ』 加藤伸吉
…もはや理解不可能。絵は凄いのになあ…。
読者に理解されなくてもいいのなら、自分の同人誌で書いて欲しいです。
『荒呼吸〜女の危機管理〜』 松本英子
…作者がパニック障害に。
実は私も経験があるので、読んでいて記憶が蘇り、気分が悪くなりました。
作者はどう対応してどう解決してくのか、次回に非常に興味があります。
『TRIBAL GEAR』 和泉雄己
…これも理解不可能&同人誌でやって下さい作品。こちらも絵は巧くて魅力的なのに…。
『惑星スタコラ』よりは理解したいと思わせる作品だけに、
ストーリーをわかりやすくして欲しいです。
今号では『ファンタジウム』がなく、『BEATITUDE』が休載。
でも休載作品の替わりと思われる探偵作品が面白かったり、
新連載『COPPERS』が力が入っていて面白くなりそうな予感がしたり、
何より『不思議な少年』が素晴らしかったので、満足でした。
次号より月刊化だそうです。
5月22日(木)発売。
『ファンタジウム』が一挙100P掲載。
いきなり巻頭デビューの”完全無欠の脅威の才能!“堀尾省太、
第2回モーニング国際新人漫画賞大賞受賞作『FAIRY TALE』も面白そうです。
でも価格が“時価”って…。
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