【本】『海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選』 ジュール・シュペルヴィエル著

なんだかとても不思議な世界。

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海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選 / ジュール シュペルヴィエル

架空の世界や動物、神話や聖書を題材とした、
20の短篇が収められている。

詩人として始めた著者だけに、
文章がとても滑らかで読みやすく、美しい。

しかし内容は、
どれも人間の内面について描いており、
単に美しいだけのお話ではない。

美しい文章で、醜い人間の内面について書いている点が、
どこか不思議な雰囲気を醸し出しているのかもしれない。

海の上にひとり居続ける永遠の12歳の少女を描いた表題作が、
とても幻想的かつ哀しくて印象に残った。
21:58 | 海外小説
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