【本】『きみを想う夜空に』 ニコラス・スパークス著
2008.02.09(Sat)


ただ、これだけは確信している。サヴァナは今日ぼくがここに来ていることを、永遠に知らないだろう。



きみを想う夜空にきみを想う夜空に
(2007/12)
ニコラス・スパークス(著)

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ジャケ借りした1冊。
美しい表紙の写真は、小説の内容とぴったり合っていました。

2006年、アメリカ。
夜明け前の丘の中腹に座ったジョニー・タイリーは、
農園を、そこで馬の世話をする女性の姿を見つめています。
彼女の名前はサヴァナ―。

この作品は、主人公ジョニーとサヴァナの恋愛を描いたものです。
軍隊所属のジョニーと、女子大生のサヴァナ。
ふたりの恋の始まりとその後。

素朴でありながら品があって、読んでいて心地良い雰囲気があります。
悪人や変質者は出てきませんし、
ストーリーも簡単に先が読めてしまいます。
10代の頃の私なら、綺麗事すぎる、陳腐だと嗤っていたでしょう。

でも人間関係に疲れることの多くなった今の私は、
著者が人間の良心を信じているこの小説の世界に浸っていたい、
騙されていたいと思いました。
疲れた大人向けの綺麗な物語、です。

個人的には、ジョニーとサヴァナの恋物語よりも、
ジョニーと風変わりな父親との親子の物語の方が心に響きました。

この著者は『きみに読む物語』を書いている人です。
なるほど、どちらの作品も、一途な想いを捧げ続ける男性が主人公。
『メッセージ・イン・ア・ボトル』もこの人なのですね。

どちらも映画化されていて、ヒットしたような記憶が。

メッセージ・イン・ア・ボトルメッセージ・イン・ア・ボトル
(2007/12/07)
ケビン・コスナー、ロビン・ライト・ペン 他

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きみに読む物語 スタンダード・エディションきみに読む物語 スタンダード・エディション
(2006/10/27)
ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス 他

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ここ数年の日本では泣けるものブームですが、
この小説は打ってつけだと思います。
綺麗な涙を流せますよ。
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